先月の話ですが、天王寺にあるあべのハルカス美術館で開催中の葛飾北斎の美術展「北斎展」に行ってきました!
義父の病院の紹介状をもらいに大阪方面に出る用事があったので、ついでに寄りましたが・・・
すごい人!でした
チケットは前もって買うべきだった
私は開催後約10日ほどで行ったのですが、すごい人でした。
今回、チケットは持たず当日券狙いで行きましたが甘かったです。ちょっと並べばすぐ入れると思っていたんですけどね~。
チケット購入まで40分待ち。そのあと入場まで並んで待って(入場制限がかかってました)10分。
並ばずに入るならコンビニなどで前もって買っておくのがおススメです。
>>チケットぴあスマートフォン用 TOPページ
>>【HMV】ローチケHMV
>>セブンネットショッピング
が‥並んでチケット買ったおかげでステキな半券が見れたのでよしとしました。
当然会場内もすごい人
いざ会場に入れば、やっぱりすごい人、人、人。
最初の方に展示されている作品や、人気の「富嶽三十六景」なんて背伸びしたり隙間を狙って前に入っていかないと見えません(涙)
北斎展人気のわけ
さて、この北斎展、なんでこんなに人気なのかというと・・・
今回のあべのハルカス美術館で開催された北斎展は、大英博物館との共同プロジェクトで、今回初めて日本で観れる作品もあるそう。
通常、美術館の特別展などは、日本各地の美術館を回るように順ぐりで開催されたりするもんなのですが、この「北斎展」はここ、あべのハルカス美術館でしか開催されていないのです。
北斎展では60代から北斎が亡くなる間際の90代までの作品を多く展示しているのですが、この時代の北斎作品が一堂に会する美術展は他に例がないとのこと。
北斎ファンはもちろん、江戸時代の化政文化に関心がある方、日本を代表するすごいアーティストとしてぜひ北斎の作品は観ておきたい!という人は必見!といっても過言ではありません。
関心のある方はぜひ!
11月19日までの開催なので急いでください。
>>北斎展の公式サイト
>>あべのハルカス美術館公式サイト「大英博物館 国際共同プロジェクト北斎-富士を超えて-」
北斎展を見て私の感想
(北斎展で買いました。チョコレートが数粒入っていました)
葛飾北斎と言えばやはり「富嶽三十六景」。なかでも「神奈川沖浪裏」がとくに有名ですよね。
上の画像にあるチョコレートの箱にプリントされている、これです。
意外とちっちゃい
私、実はこの「富嶽三十六景」ってすっごく大きい作品なんだと思ってました。
現物を見たら・・・予想を超えて小っちゃかったので驚きました。
よくテレビの画面やネットの画面では大画面でどどーーーん!って感じで写っていたりしたので、勝手に大きい作品だと勘違いしていました。
水の線が見える
ほか、かなりの数の北斎作品を見せてもらいました。そこで思ったのは・・・
北斎って、「水の線が見え、それを生き生きと表現できる人」という印象でした。
「神奈川沖浪裏」観たら一目瞭然なんですが、ほかの作品で水を描いたものもたくさんありました。
そしてどれもこれも、水が生き生きしている。
歴史に残る天才アーティストにこの言い方は失礼かもしれませんが、こんなことを思いながら観ていました。
葛飾応為の作品も見たい
そうそう、私がそもそも「北斎展」を見たいと思ったのは、北斎作品よりも見たいものがあったのです。
葛飾北斎は当然、世界的にも有名ですが、実は北斎のそばにもう一人の天才がいたのです。
今年になってからNHKの番組で頻繁にドラマやドキュメンタリーで取り上げられていたのでご存知の方も多いかもしれませんが。
それは北斎の娘・お栄(葛飾応為)です。
今回は弟子の作品も展示されていると聞き、「それなら娘お栄の作品も観れるかも!」と思ったのです。
予想通り、ありました。
が・・・私が見たかった「吉原格子先之図」という晩年の作品は見れずでした。残念。
今は展示されているそうですが、もう行けないな・・・涙
参考:葛飾北斎とは
葛飾北斎は、江戸時代後期の浮世絵師。高校の日本史に出てくる化政文化を代表するアーティストです。
先ほどから何度も名前が挙がっている「富嶽三十六景」が代表作です。
アメリカの『ライフ』という雑誌に「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、86位にランクイン。日本人としてただ一人ランクインしたので当時かなり話題になりました。
ゴッホやドビュッシーなど、分野を問わず多くの芸術家は北斎の作品に影響を受けたと言われています。
一方で、「生涯で93回も転居した」「歌川広重がキレた」「90歳を超えても『もっと絵がうまくなりたい』という意欲まんまんだった」などのエピソードも。調べればいろいろと面白い話が出てきそうな偉人です。
(Wikipedia「葛飾北斎」を参考)
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