香住に行ったなら一度は訪れてみたいと思っていたあまるべ鉄橋。
昔から鉄道ファンや鉄橋の風景を撮るのが好きな人はよくこの、あまるべ鉄橋を撮影していたイメージがあります。
せっかく近くまで来ているのだから観に行こう!ということになり、行ってきました。
今回の旅行の行程
1.アサヒ飲料工場見学
2.姫路城見学
3.旅館到着
4.あまるべ鉄橋散策
5.生野銀山見学
6.口銀谷の町並み散策
あまるべ鉄橋とは
余部(あまるべ)鉄橋について軽く解説すると・・・
今はきれいな橋梁に変わっていますので、古い鉄橋を「旧余部鉄橋」と言いますね。
旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成、当時も「すごい鉄橋!!」と評判で当時からも多くの観光客が訪れていたとのこと。
ところが、昭和61年に列車の転落事故があったこと、また橋も老朽化が懸念されたことから、架け替え工事がすすめられることになりました。その際、余部鉄橋の100年の歴史を後世に伝えるとともに、観光の拠点としてリニューアルしようということになりました。
新しくなった「ニュー余部橋梁」に加えて、旧の鉄橋の一部を残して展望施設とし、公園施設やクリスタルタワーなどが作られ現在の「空の駅」が完成したとのことです。
また、土木遺産として登録されています。
「明治末期に東洋一の橋りょうとして建設され、また適切な補修により1世紀にわたりほぼ建設当時の姿を残した貴重な土木遺産」として、平成26年度土木学会選奨土木遺産に認定(登録名:旧余部橋りょう(余部鉄橋))されました。
余部鉄橋「空の駅」~余部鉄橋の再出発!~
展望施設を歩く
エレベーターで昇っていきました。おりるとこんな感じ。
ここをまっすぐ行くと旧のあまるべ駅があります。
反対側はこんな感じ。旧のあまるべ鉄橋の跡があります。
ひえっ。高いところ怖い私は、これでもちょっと怖い。
まぁ、降りてすぐは近代的な雰囲気なのですが。少し歩くと懐かしい雰囲気の駅が出てきます。
あまるべ駅は少し懐かしさも
あまるべ駅は今も電車が走るので、見た目フツーの駅ぽいです。
駅周辺はこんな感じかな。
ホームにある待合室?はちょっと懐かしい雰囲気。
手作りの座布団がベンチにくくりつけてあるのが、温かみを感じます。
古いほうの線路も残されていて、しかもその下は遊歩道。歩けます。
子どもらは
線路を歩けるなんてめったにないからこっち歩く!
と言って線路を歩いてました。
ちなみにおそらくこの時、次男みにぐりはマダニにかまれた疑惑があります。
草がけっこう生い茂っているところなので、マダニがいる可能性は極めて高いです。
できれば露出の多い服装ではいかないほうがいいかもしれませんね。
鉄橋の下も見どころがあります
あまるべ鉄橋は、鉄橋の下にも見どころがあります。
もちろん、下から見上げた鉄橋も迫力満点ですが。
我が家のチビどもが歩いているところは鉄橋下に整備された公園です。
これは「空の駅」へとリニューアルされた時の記念の石です。
レトロな感じのショップがありました。
あ、ショップだけじゃなくて資料館でもあったようです。
しかも、周辺にはこれまたアンティーク感漂う列車関係のオブジェもありました。
これもオブジェ?わからん。
海なし県在住の人間にとってはこういう景色も貴重なんです。
あと、写真撮影はしなかったのですが、先述の転落事故(昭和61年余部鉄橋転落事故)の慰霊碑もありました。回送列車が強風にあおられて転落し、鉄橋下にあったカニ加工場の工員さんと列車に乗っていた車掌さんが亡くなられたのだそうです。
追悼式の記事です。リンク先に慰霊碑の写真もあります。
夏休みの宿題のモチーフゲット
次男の夏休みの宿題に、「2学期の作品制作のモチーフを探す」という課題がありました。
2学期の美術の制作は切り絵、とのことでその風景を探していたのです。
条件は
- 自然物と人工物の両方が入っていること
でした。あまるべ鉄橋、ちょうどよかった!
結局、この写真を使うことにしたとのこと。
そういえばどんな作品になったんだろう。結局、見せてもらってない・・・
あまるべ鉄橋
住所
兵庫県美方郡香美町香住区余部
電話番号(お問合せ先)
0796-36-1234(香美町香住観光協会)
見学可能時間
6:00~23:00(気象状況により閉門する場合があります)
管理人プロフィール
-
2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。
◆当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
◆ほかの運営サイト
・にゃんこの本棚
・ゼロからラグビーを知るサイト
・FruitsBasket妊娠・出産
・学びと自立
・歴史系学習漫画比較サイト
コメント