ある日、私が実家の用事で出かけ、夫が釣りに出かけた日のこと。
夫が釣りの最中に置き引きに遭ってしまいました。
盗まれたバッグには財布、スマホ、カード類、身分証など失くしてしまう・他人の手に渡ると大変なことになるものが満載でした。
今回は、盗難に遭った際の対応について備忘録のような感じで記録しておく記事になっています。
盗難なんて、絶対に遭いたくはありませんが、もしもの時のために役立てていただけると幸いです。
盗難の経緯
当日の朝、夫が
釣りに行ってくる。3時ごろには帰る
と言って、出かけました。
私は私で、実家の母より頼まれていたことがあったので実家に帰っていました。
16時前、私が自宅に戻ると夫がまだ帰っていない。
遅いなぁと思いつつ、位置情報アプリzenlyを見てみると…
まだ釣り場にいるっぽい。
まだ釣りしてるん?
と不思議に思いつつ、LINEで
まだ釣ってんの?
とメッセを送ったけれども返答はなし。
何か気になって今度は電話してみる。またもや返答はなし。
普段の夫の様子から、通常この時間まで釣り場にいるのはさすがにおかしいと思い、学校から帰宅した次男とおかしいよねって話してました。
まさか海に落ちた?
そんなことを考えるとだんだん心配になり、次男と
捜索願を出したほうがいいのか
いや大の大人が釣りから帰って来ないぐらいで行方不明かもと言ったところでまともに相手にはしないだろう。
などと言いつつどうしたらいいか悩んでいたら、夫が戻ってきました。
よかった海に落ちたんじゃなくて
と思いましたが夫からまさかの一言。
カバンなくした。
財布もスマホもカードも運転免許証もない
これは一大事!
Zenlyを見ながら探しに行こうかと言う話にもなりましたが、よくよく見るとZenlyも
2時間前まではここにあった
と言う表示があるだけで、スマホそのものは電源が切れている様子。
もう探しに行っても無意味かもしれない
と言うことで、とりあえず緊急でやらなきゃいけないことから対処を始めました。
今回は、大事なものを紛失したときにやったことを記録&まとめています。
当事者自身も手探りで対処したので必ずしもこの通りにやったのではないですが、我が家のドキュメントよりは今後、同じような被害に遭った方に役立ててもらえるよう整理したほうが見やすいと思い、このようにしました。
緊急を要する対応
すぐに対処しなければいけないことについて。
□遺失物届を出す
これは夫が、カバンがなくなっていることに気づき次第、釣り場の住所管轄の警察に届けを出しました。
この時に遺失物届を出してた証明書をもらうので、なくさないようにするのが大事。
遺失物届けに書かれてあるナンバーがほかの手続きに必要になることがあります。
□スマホを紛失モードにする
なくなったスマホが勝手に使われないように&もしかしたら戻ってくるかもしれない…という一縷の望みをかけ、iPhoneの機能を使い、遠隔操作で夫のスマホを紛失モードにしました。
電源が切れているようなので何も変わってないと思うのですが、電源が入り次第スマホの画面に紛失したスマホであることが表示される仕掛けになりました。
トップ画面にはかけてほしい連絡先の電話番号が表示されるようになっています。
□クレジットカードの会社に電話
クレジットカードの会社に電話し、カードが利用できないように止めてもらいました。
幸い、怪しい使いみちのデータは上がっていないようで安心しました。
新しいクレジットカード& ETCカードは約1週間で届く、とのことでしたが…
実は我が家、まさかのこの時期、クレカ更新時期に当たっていたようで。
更新後のETCカードと古い番号のクレカが夫の分と家族カードである私の分2枚が、番号変更後のクレカより先に到着。
ナンバー変更後のカードは夫の分しか届かなかったので不思議に思って問い合わせてみたら…
ETCカードも私の家族カードも、
とのこと。
ややこしいっちゅうねん。
□キャッシュカードの銀行に電話
そしてこれも勝手に使われては困るキャッシュカードの手続き。
こちらも電話して止めてもらえました。
後日、銀行から届く書類を確認し、その後その書類を持って銀行に行けばさらに1週間後カードが再発行されるとの事。
□ケータイ会社に電話
携帯会社に電話し、紛失の件を伝え電話も止めてもらえました。
ちなみに再び使用可能にする場合、もう一度開栓の手続きが必要です。
□マイナンバーの一時停止
今やさまざまな情報が一元化されつつあるマイナンバーカード。
これもなくしたら大変です。
さしあたって、マイナンバーカードが使えないように一時停止の手続きをしました。
□新しいスマホの手配
おそらく、9割方スマホは海に沈められているようです。
zenlyの記録が、電源が切れた表示のまま、再度電源が入れられることもなく、充電がその時より減っていない表示がされているので。
リフレッシュ機を送っていただくことにしました。11,000円もかかりますが。
※記事が長くなるので、スマホの件は別記事にします。
平日・日中になったら処理
□住民票を取る
とりあえず、身分を証明できるものを1つ確保しないといけないので、住民票を取りました。
しかし住民票も、本人かどうか分かるものが必要だったので、先に印鑑証明を取り、固定資産税の納税証明書と一緒に役場の窓口に見せました。
夫曰く、
との事でした。
□運転免許証の再発行
運転免許センターに行き、再発行の手続きをしました。
こちらも本人確認の書類が必要なので、先ほど取得した住民票と納税証明書を提出し手続きしました。手数料2250円かかりました。
免許センターで手続きするのは混雑していると言うイメージですが、平日だったため思ったほどではなかったようです。
ただし、謎なクレーマーが数名いたとのこと。
平日だからどうこうと言うわけでは無いだろうと思いますが、免許センターの方も大変だなと思います。
□健康保険証の再発行
こちらは職場で手続きすればオッケーだったようです。
まぁそのうち届くでしょう。
□仕事に必要な資格証の再発行
資格証が写真入りだったため、写真の取り直しと、収入証紙2000円が必要だったとのこと。
夫、最近の証明写真は高いなと。美肌効果とかいらんから、安くしてくれたらいいのにとか言ってました。
□信用情報の紛失登録
信用情報とはローンやクレジットカードの作成の際に照会される個人情報のことです。
信用情報は日本信用情報機構に集められているので、その信用情報に盗難にあった日時のコメント及び、本人確認を慎重にお願いしますといったコメントを入れてもらいます。
そうすることで第三者が勝手にクレジットカードを作ったり、消費者金融でお金を借りたりすることを防ぐことができるので、その手続きもしました。
以前は窓口や電話でもできたのですが、新型コロナウィルスの関係で郵送のみの手続きしか出来ませんでした。
そんな悠長な!と思いましたがとりあえずやれる事はやろうと言うことで郵送で手続きしました。
日本信用情報機構のサイトに入力欄があるのでそれを入力後プリント、手数料1000円を定額為替を入れ郵便で送りました。
クレジットカードが使えるならばカードで支払いも可能だそうですが、カードが使えない状態のため…(以下略)
□マイナンバー再発行
これはまたおいおいやることに。
新しいクレジットカードが届いたら
クレジットカードが届いたら以下の手続きをしなければならない、と言う我が家用のメモです。
□カード引き落としにしているところに変更手続き
・プロバイダ
・自動車の損害保険
・ケータイ代
・有料アプリの引き落とし
新しいスマホが復旧したら
□各種アプリにログイン
夫、メルカリで取引中に盗難に遭ったため、評価の記入などを心配していましたが紛失2日後に無事復旧できたのでよかったです。
そして、マイルズという移動マイルをためるアプリに衝撃の記録が残っていました。
それは・・・夫が釣りをしていた場所からスマホの電源を切られたと思われる場所に移動していた軌跡が!
夫は
俺はそんなところに移動していない。おそらく窃盗犯が移動した軌跡やろうな
と。
悔しいのでよっぽど被害届出してやろうかと思いましたが、当の本人が
どうせ失くなったものは戻ってこないだろうから、もういいって。
と言うので、遺失物届のままにしています。
□スマホケースの購入
現在は100均で買った透明のケースをつけています。
ふだんからやっておくといいこと
今回思ったのは、
ということ。
もちろん、気をつけるに越したことはないのですが、まったく起こらないとは限らないことと心得ておく必要があると痛感しました。
そこで考えたのが
おわりに――今回特に言いたいこと
教訓:金目のものは屋外では絶対目と手を離さないこと!!
夫、長男にこっぴどく説教されました。
釣り場でカバンを手放すなんてありえへん!!何考えてんねん💢
いやちょっと邪魔になるなと思って…
あんなところでカバン置くなんて「持っていってください」って言ってんのと一緒やで!!!💢
すみません…
👆まぁこんな感じでした。
もうこれはほんと、骨身に染みました。
再発行などの手続きにもお金がかかり、とどめにスマホのリフレッシュ機さえも11,000円と言う、臨時にしてはそれなりに痛い出費をしたのでほんともうこりごりです。
いざという時はPCも必要。スマホも便利ですがスマホだけではどうにもならない時もありますね。
今回の被害は夫でしたが。
私もやりかねない可能性があるので気をつけなければと思いました。
管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
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