私は今年の前半、マンガ三昧でした。
というか今でも、ですが。
(himawariinさんによる写真ACからの写真)
おかげでゲオのコミックレンタルにかなりお世話になっています。
今回は、2020年に入って(一部2019年後半からのもありますが)ハマってしまったマンガを5作品紹介します。
高橋留美子先生の最新作「MAO」
昨年秋ごろ、たまたま発見したマンガです。
「うる星やつら」をはじめ、大好きな高橋留美子先生の新作となればチェックしたくなるもんです。
しかも大正時代と現代を行き来する陰陽師ものとなると・・・大正時代好きな私は思わず読んでみたくなりました。
発見時はコミックス1巻が出たばかりで、無料版が読めました。
無料なら・・・と思い読み始めたらおもしろい!
無料版では1巻の半分程度しか読めなかったので、結局買うことにしました。
あらすじはこんな感じ。
かつて陥没事故に巻き込まれてどうやら不思議な力を持っていると思われる女子中学生菜花と、猫鬼(びょうき)の呪いを受けて以来不老不死となった陰陽師・摩緒が、妖(あやかし)と闘いながら自分たちの体の謎を追う話・・・です。
「犬夜叉」にテイストが似ているといわれていますが、設定は「人魚の森」に近いような気がします。
現在4巻まで発売中です(5巻が2020年8月18日発売予定)。
陰陽師・摩緒の過去や、主人公・菜花のおじいちゃんや家政婦さんの謎もぼちぼちわかり、新キャラも増えてきました。
物語もだんだん中盤にさしかかってきたという感じ?いつもの怪奇バトルマンガぽくなってきたようです。今こそ犬夜叉好きがハマりそうな感じ?
読了後、実写映画もアニメもチェック「キングダム」
実写映画もよかったし、アニメ版もあり(2020/7現在放送休止中ですが)。
こちらは今年の初め、上のマンガ「MAO」について上司に熱く語っていたら、マンガの話になり、上司にすすめられたのがこの作品です。
中国春秋戦国時代の、秦の始皇帝がまだ始皇帝になる前の話で、実在する歴史書「史記」にかなり忠実にストーリー化されています。
天下の大将軍をめざす信と漂、二人は下僕という身分で同じ家に仕える大親友同士。ある日、漂が宮廷に召され、大王の身代わりとして殺害されます。漂の死の直前に信に託された地図を頼りにある場所に行くと、そこには死んだはずの漂にそっくりな少年がいました。
実はその少年がクーデターにより玉座を奪われ逃走中の大王様で、信は大王様・政と行動を共にし、玉座の奪還を目指す・・・というストーリー。
でもこれは5巻までの序盤の話(実写映画もここまでのお話でした)。
ここまでの話も面白いのですが、こんなものは序の口。その後山陽攻略戦、合従軍との戦い・・・と進むうちに読むのをやめられなくなります。
現在58巻まで単行本化され、ヤングジャンプでも連載中です。お話としてもまだまだ続きそうなので、いずれは「こち亀」並みに巻数がすすみそうな予感も・・・。
賢すぎてアホっぽい恋愛の駆け引き「かぐや様は告らせたい」
新型コロナの影響で、外出自粛になっていた期間、「ヤングジャンプ」の電子書籍版が無料公開されていました。その間に「キングダム」と一緒に読んだのがこの「かぐや様は告らせたい」。
これもハマりました~~~~♪
エリート集団が集う名門校・秀知院学園生徒会で繰り広げられる会長白銀御行&副会長四宮かぐやの「いかに相手に告らせるか」を巡っての恋愛バトルマンガです。
とはいってもコミックス16巻ではついに告って交際開始となるのでこのタイトル、もう使えないんじゃない?的な話もちらほら・・・。
でも、この作品の面白さは会長&かぐや様のメインストーリーよりも、会計の石上くんの恋愛模様のほうが気になります。いろんな人の思いが交錯して、石上くんは結局、だれと収まるのか?が気になります。ヤンジャンアプリのコメント欄でもいろんな派閥ができているようで。
今さらですが「鬼滅の刃」
2020年は「鬼滅の刃」の年と言っても過言ではないぐらいの大ヒット作品です。
といってもアニメが放送されていたのは昨年の春夏クールのこと。アニメのヒットから原作がさらにブレイク、人気絶頂の中での連載終了でさらに話題になりました。とどめには最終回の内容の是非についてや作者が女性だったことなどからかなりの論議を読んだことも記憶に新しいところ。
10月には劇場版も公開予定と、ファンにとってはうれしいところ。
・・・すみません。つい興奮してしまいました。穴があったら入りたいです。(by甘露寺蜜璃)
この話は大正時代、主人公炭治郎の一家が鬼によって惨殺され、唯一生き残ったすぐ下の妹が鬼になっていた、というところから始まります。鬼化した妹をおぶって雪の中を走る途中、鬼狩りの富岡義勇さんに出会います。妹を人間に戻す方法を探るために炭治郎は鬼殺隊に入り修行をすることに。やがて鬼殺隊に入ることになり、さまざまな仲間と出会い、戦いの中や修行により成長する炭治郎。その過程で鬼の親玉・鬼舞辻無惨の情報をつかみ、遭遇。だんだんと強い鬼を倒し、最終決戦へ。
ジャンプのマンガだと戦いに焦点が当たるものと思っていましたが、「鬼滅の刃」は戦いはもちろんありますが、途中のリハビリや修行、柱稽古などの自己鍛錬もかなりページを割いて描いているのも特徴です。主人公たちの成長を見守りながらもハラハラドキドキする展開。大好きです。また、鬼たちの過去の話も丁寧に描かれていて、ただの悪役ではないのもこの作品の魅力かな(とことんワルな鬼もいますけどね)。
主人公以外の鬼殺隊のメンバーや敵役の鬼たちの中にも魅力的なキャラがたくさんなのもみどころ。キャラにハマると最終回が楽しく読めます。
湿度高い系のマンガ「少年のアビス」
「キングダム」の続きが気になり、コンビニで立ち読み(スミマセン!)していた時に偶然見つけたマンガです。
連載開始したばかりだったので、これからストーリーが追える!と思って読み始めたら・・・ハマりました。
田舎のある町に住む高校2年の男子が主人公です。引きこもりの兄と認知症の祖母に悩まされる母を支える・・・というよりも母親に将来までも束縛されしがみつかれ、人生そのものに嫌気がさしている主人公はある日、アイドルに出会います。そのアイドルに「私と一緒に心中しない?」と誘われる少年は・・・という話ですが、連載開始後話が進むごとに登場人物たちそれぞれが抱える心の闇が見えてきて、ストーリーも複雑に絡み合ってきておもしろいです。
でも1巻は7話収録なんですが、終始登場人物の現状説明で終わっているので、本格的に面白くなるのはこれからかな。
この作品に出会ったことで、実は私は「湿度高い系」のマンガが好きだったことを知りました。
以上、おすすめ5選です。
この記事を準備している間にまた、数作品ハマってしまったのですが、それらについてはブクログにレビューを載せているのと、今後このブログでもまとめレビュー記事を載せようと思います。
ヤングジャンプのアプリで好きな作品だけチョイス
立ち読みはさすがにお店の人にも作品にも悪いので、ここ最近はヤングジャンプ系のマンガはアプリで読んでいます。
ヤングジャンプの発売日は毎週木曜日。
午前0時になると最新号のマンガが読めるので、水曜日の夜はワクワクしています。
作品にもよりますが、最新号は1本60Gで読めます。
1G=1円の課金が必要ですが、毎日動画を見ることで5Gもらえること、ミッションをクリアするといくらかのGがもらえること、昔の作品を中心にいくつかの作品は0円チケットで一日一話読むこともできます。
おかげでもう私は毎日マンガ三昧♪
0円チケットでは毎日1話ずつ弓月光センセイの「みんなあげちゃう」読んでます。懐かしい♪
また、作品の最後にコメントが残せます。他の人のコメントも読めるし、いいねを押せるしもらえるしといった楽しみも。
ただ、作品によっては乳首やおしりなど、性的表現についてはぼかしが入っていますので、ぼかしなしで読みたければ本誌を買うほうがいいと思います。(実際にアプリでマンガを読んだ後、ぼかしの中身見たさに本誌を買った人がいたそうです。そこまでして見たいか?と思いましたが・・・)
今はマンガもコミックスや雑誌を買う以外にもさまざまな方法で楽しめるようになりました。マンガは日本の誇れる文化でもあります。
質の高い作品もたくさんありますので、大人も子どももぜひマンガを楽しんでほしいです。
読んでよかった作品は今後、このブログでも紹介したいなと思います。
管理人プロフィール
-
2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。
◆当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
◆ほかの運営サイト
・にゃんこの本棚
・ゼロからラグビーを知るサイト
・FruitsBasket妊娠・出産
・学びと自立
・歴史系学習漫画比較サイト
コメント