2020年に引き続き、今年もマンガにどっぷりはまっています。
もう説明不要。2021年に入って新たに読み始めておもしろかった&今後も読み続けたいマンガを紹介します。
読めば自分の身体に感謝したくなる!?「はたらく細胞」
GWぐらいに放送されていた番組で「東大生が選ぶ勉強になるアニメ」の1位に選ばれた作品の原作です。
私にとっては今年の上半期で一番ドハマリしたマンガ。
これを読めば細胞の働きがめっっっっちゃよくわかります。特に第一話のくしゃみのメカニズムは秀逸(←エラそうw)。
主人公は毎日懸命に酸素をからだ中に運ぶ赤血球ちゃん。作中では細菌をやっつける白血球さん(個体ナンバーがついています。メインの白血球さんは1146(イイシロ)、もう一人は4989(四苦八苦!?))のほか、ウィルスもやっつけるキラーT細胞さんやマクロファージさん、出血を止める血小板ちゃんなどキャラが豊富。それはそれだけ身体の中にはたくさんの種類の細胞がいるということなんですが。
今となっては細胞の名前を聴けばキャラの顔が浮かぶぐらいになってしまいました。
ここまでくると身体のことがけっこうわかってきますので特に看護学生さんなど医療系学生さんにおススメしたいです。
あと必見は新型コロナウィルスの話。2022年3月まで無料でYouTube配信されています。一度お試しで視聴してみてはいかがでしょうか。
「はたらく細胞」にはさまざまなスピンオフ作品もあります。なかでもおすすめはこの2作品です。
不摂生をしている身体の内部はまるでブラック企業のよう。
特に飲酒、喫煙、カフェイン摂取、暴飲暴食に心当たりのある人は覚悟して読むほうがいいです。
・・・いえ、むしろ自分の体をいたわろうという気持ちになるかもしれません。
こちらは女性の身体がテーマ。
細胞たちの働きの描写は若干甘いような気もしますが、女性特有の身体のメカニズムがよくわかります。
また、主人公のマクロファージ(男性)の、本体のお嬢様への永遠の片思いがみていてかわいくて切ないです。
最新刊の出産の話は号泣で読みました。
>>「はたらく細胞」シリーズ1冊ごとのレビュー(ブクログ)
ネット広告につられて読んだらやめられなく・・・「復讐の未亡人」
「金魚妻」の黒沢Rさんのかなりダークな作品です。
twitterなどの広告で、「復讐したい相手の結婚式で新婦のハメ撮り(お下品ですみません^^;)をスライド上映する話」見たことある人いませんか?
これがこの話。
夫を過労自殺に追いやった人たちに復讐していく未亡人の話です。
が・・・巻がすすんでいくとどうもそれだけではないような、主人公自身の生い立ちや周りの人たちが受けた虐待のトラウマやらが交差して、かなり複雑な話になっています。復習したいぐらい。
ネット広告につられた作品その2 「社内探偵」
こちらもネット広告がきっかけです。
無断欠勤はするし仕事はテキトーな女子社員がめっちゃ男子社員に媚びを売っている・・・という広告と、その女子社員が新しい女性上司に「あなたみたいな人大嫌い」って言われているシーンが広告で出ていました。
さてはこの媚売り女子社員がギャフンと言わされる話かと思って読んでみたら、全然違いました。
・・・会社って闇が深いですね・・・しかも誰を信用していいのかの見極めも難しい・・・
一応ストーリーは人事部の女子社員が妙な人事の謎を解こうとする話となっています。
「復讐の未亡人」「社内探偵」はピッコマで一部無料で読めます(2021/6/30現在)
巻がすすむごとに沼にハマりそう・・・「僕のヒーローアカデミア」
「キングダム」を推していた上司におすすめされたマンガです。
聞いた直後にジャンプ+アプリで第一話だけ読んだのですが・・・なんかビミョ~だったんです。ところが、最近いろんなYouTuberの本棚紹介を見ていると、ほとんどのYouTuberさんが持っているので気になり、とりあえず1巻だけ読んでみたら・・・
おもしろかった!まだ8巻までしか読んでませんが、だんだん沼にハマってきました。
ヒーローに憧れるものの、”個性”(ここでは超人的な力みたいなもののこと)を持たない主人公が憧れのヒーローから個性を継承することになり、ヒーローを養成する雄英高校ヒーロー科に入学し、仲間たちとともに切磋琢磨しながらヒーローになるべく成長していく話。
そこにヒーローを敵視する敵(ヴィラン)からの襲撃があったりとさまざまなエピソードがからんできます。仲間たちのバックグラウンドがわかるエピソードや、グループやコンビに分かれての訓練のようすもかなりきっちり描いてくれているのでストーリーも厚い層になっているような感じで、登場人物がどんな子たちがわかればわかるほどおもしろくなってきます。
巻がすすめばすすむほどハマっていくのはこのせいでしょうか。
>>「僕のヒーローアカデミア」1冊ずつのレビュー(ブクログ)
工業高校生&志願者必読!「只野工業高校の日常」
長男が工業高校に行ったことから興味を持ちました。
なにげにジャンプ+アプリで最初の3話を読んでみたら・・・爆笑
長男から高校での話を聞くときにたびたび耳にする単語がモロ、エピソードに出てくるのでこちらもつい「おお!」と思ってしまいます。
特に「工業高校あるある」が笑えます。
- 制服を着崩している生徒も作業着は絶対きっちり着る(危険だから)
- 自分のバイクを自動車科の実習がてら整備してもらう。でも乗って帰るのはダメ(バイク通学禁止)
- 着替えは女子より男子のほうが気を遣う
- 他の科が何をしているか全然わからない(これ長男も言ってました)
工業高校の生徒さん・保護者さん、工業科志願の受験生さんにおススメです(あ、受験生にマンガすすめるのはよくない?)
>>「只野工業高校の日常」の1冊ずつのレビュー(ブクログで7月中旬公開予定)
30代男性が主人公の王道バトルマンガ「怪獣8号」
「次に来る!マンガ大賞」Webマンガ部門ノミネート作品です。
今までありそうでなかった王道バトルマンガ。主人公が32歳の王道バトルマンガって多分初めて見たような気がします。
怪獣が発生する災害が頻繁に起こるようになった日本、という設定。かつて怪獣の討伐隊を夢見ていた主人公はいつしか夢をあきらめて怪獣討伐の後処理作業員として働く日々を過ごしています。ある日、アルバイトの学生より討伐隊受験の年齢制限が引き上げられたことを知り、もう一度夢に挑戦!することにしたが・・・なんと主人公の身体に怪獣が入り込み、「怪獣8号」になってしまった!・・・というストーリーです。
怪獣になったものの主人公は人間の心も残っているし、姿は人間に戻れるんですが人間でいる間はあいかわらずポンコツ状態。でもピンチになった仲間を怪獣の姿になって助けようとしたり、怪獣を倒そうとしたりと、怪獣の姿の間は強いんです。
私はまだ1巻と2巻の途中ぐらいのエピソードを読んだ状態で、これからの展開が楽しみです。
この作品はアニメ映えしそうなので、アニメ化したらいいのになぁ。
彼氏彼女じゃないけどラクな関係っていいかも「こういうのがいい」
こちらも「次に来る!マンガ大賞」Webマンガ部門ノミネート作品です。
もちろん私は「こういうのがいい」と「怪獣8号」に投票しました♪
彼氏彼女の関係がめんどくさくなって別れた男女が、オンラインゲームのオフ会で出会い、Hまで。
セフレでもない、彼氏彼女の関係でもない、Hありの友愛?ラフに一緒にいられる関係の2人の日常ほのぼの系と言った感じのお話。
女の子の発言がけっこうお下品といってしまえばお下品なので、好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、こういうラフな関係、いいかも・・・って思ってしまいました。
スパイ×殺し屋×超能力者の不思議な家族「SPY×FAMILY」
現在7巻まで発売されていますが累計発行部数1000万冊突破だそうな。私はピンときませんでしたがこれってすごいことらしいです。
ジャンプ+アプリの一番人気作品です。
東西冷戦の時代を思わせるある国が舞台。主人公はスパイ。任務遂行のため疑似家族を作って子どもをターゲットの子どもが通う名門校に入学させなければならないことになり、急きょできた家族が・・・妻は殺し屋、娘は人の心が読める超能力者。
この家族がオモテの役割とホントの役割をもって動き出すと・・・こんな面白い話になるのか!と思わずにはいられません。
とりあえず娘のアーニャがめっちゃかわいい♡です。
>>「SPY×FAMILY」1冊ごとのレビュー(ブクログ・7月中旬公開予定)
「只野工業高校の日常」と「怪獣8号」「SPY×FAMILY」は「ジャンプ+」アプリで読めます。
次に来るマンガ大賞7/2まで投票できます
ここ近年の爆発的人気のマンガはいろいろありました。「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「東京卍リベンジャーズ」「ブルーピリオド」など。
この賞は「次にブレイクするマンガ」を選ぶ賞で、比較的新しいマンガで既刊5巻までのマンガが対象。私の好きなマンガもノミネートされていたので投票しました。
コミックス部門とWebマンガ部門があり、それぞれ3作品ずつ投票できます。
投票期間が7/2までと急ですが、ノミネート作品をさっと見るだけでも自分好みのおもしろい作品を発見することができるかもしれません。
この賞は今年で7回目だそうで、1回目に1位をとったのが今回ここに載せた「僕のヒーローアカデミア」でした。
ちなみに私が投票したのは、コミックス部門では「少年のアビス 1」と「推しの子 1」、Webマンガ部門は上記の「怪獣8号」「こういうのがいい」です。あと1作品ずつ投票できるけど、知らない漫画ばかりだったのでパス。でも、この機会に読んでみたいと思うマンガはたくさんありました。
また発掘してみます♪
追記(2021/9/11)次に来るマンガ大賞の結果
コミック部門は「推しの子」Webマンガ部門は「怪獣8号」でした。
以上、2021年の上半期にハマった漫画を紹介しました。
今後もまた発掘したら年末にまとめて紹介できたらいいなと思います。
管理人プロフィール
-
2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。
◆当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
◆ほかの運営サイト
・にゃんこの本棚
・ゼロからラグビーを知るサイト
・FruitsBasket妊娠・出産
・学びと自立
・歴史系学習漫画比較サイト
コメント