こういうのを見ると、1学期もぼちぼち終わり→すなわち、もうすぐ夏休み・・・ですね。
夏休みと言えば、今年の課題図書は何だったっけ・・・と思います。
ということで、少し早目に課題図書をチェックします!
今回は小学生版です。
注)紹介する本は私もまだ読んでいません。(さすがにこの時期に全部読むのは無理)内容から判断して、本好きのカンで解説しています。
課題図書~低学年向け~
あした あさって しあさって
とおくの町で仕事をしているお父さんが、ひさしぶりに、帰ってくる! くまのこは、うれしくてたまりません。お母さんに、「あした、あさって、しあさって」の意味を教えてもらい、「しあさって」を楽しみに待ちます。
大好きなお父さんに会える楽しみを指折り数えて待つ気持ちに共感して読んでもらえそうですね!読書感想文が書きやすい本かもしれません。
かあさんのしっぽっぽ
こわーいおこり顔のかあさん。ふうっと、かあさんの顔がキツネに見えました。もしかしたら、かあさんは、このキツネに食べられてしまったのかも…いそがしいかあさんと結衣とのすれちがいとふれあいをあたたかくユーモラスにえがきます。低学年向け。
朝から晩まで忙しい和菓子屋さんを経営しているおうちのお母さんと娘さんの交流を描いたお話。
私の家も居酒屋で母は朝から晩まで忙しかったので、子どもの頃に出会えていたら、気持ちわかるなーと思えたかもしれません。
クレヨンからのおねがい!
ケビンが絵をかこうとクレヨンの箱を出すと、自分宛の手紙の束がありました。12色のクレヨンからです。人気色で忙しすぎるから休みたいとか、もっと自分を使ってほしいなど…クレヨンの気持ちが伝わってくるユニークな絵本!
私が一番読んでみたいなと思ったのはこの本。
色それぞれに思いがあるのかも・・・と想像すると、クレヨンを使う時にちょっと考えてしまうかもしれませんね。
はこぶ
海も山も空も!小さなものも大きなものも!!はやく無事にどこまでも!!!さあ、いっしょにはこぼう!
うちの子どもたちが選びそうなのはこの本かなぁ。車好きなんでね。
課題図書~中学年向け~
かぐやのかご
わたしじゃないよ。わーん、わーん。学校からの帰り道、大きな声でないていた清香に、竹のたばをかかえたおばあちゃんが、話しかけてきました。「じょうちゃん、わるいども、ちょっとこれもってけれ」竹のたばをおしつけられ、清香のなみだは思わず止まりました。おばあちゃんは、ザル作りの名人だったのです。まほうのような手さばきで、やわらかく形を変えていく竹を見るうちに、清香の心はしだいに安らいでゆき…。
中学年になると、低学年に比べお話が複雑になってきます。
このお話は上のあらすじの後、竹かご作りに魅せられるのかな?それともいじめっ子の話がまた出てくるのかな?
ぷちぐりに読んでもらうののテだな。
パオズになったおひなさま
「うちではどうして、ひな祭りに肉まんを食べるの?」「肉まんじゃないんだよ。パオズ。中国で肉まんをそういうの」と、おばあちゃんは語りはじめました。それは、今から70年ほど前に、おばあちゃんが中国の大連という町に住んでいたときの、想像もできないような話でした。
戦後70年ということもあり、戦争関連のお話は必ず1冊は入るかな?と思ったらっやっぱりでした。
今回は、おばあちゃんがつくるごちそうを通して、戦争中の出来事や日本と中国で育まれた友情が戦争により引き裂かれたことなどを描いています。
著者の佐和みずえさんって名前、聞いたことあると思ったら漫画の原作などをけっこう書かれている方なのですね。子どもの頃大好きだった「あこがれ・二重唱」の原作者だったのね。それだけでまず、私が読みたくなった。
お話きかせてクリストフ
クリストフは、中央アフリカのルワンダからイギリスへやってきた転校生。学校の生活にもなれて、少しずつ勉強もできるようになってきた。でも、本で物語を読むことだけは好きになれなかった。お話は、身ぶり手ぶりをつかって話すものだと思っていたから…。
外国人の転校生のお話も、大体どこかの学年に1冊は入っています。
でも今回のお話は、文化の違いをお互い分かり合うというタイプのお話ではなさそうな・・・。気になります。
ぼくはうちゅうじん
ちきゅうも、ほしなの?うちゅうに、ほしはいくつあるの?地球から宇宙へ、夢をひろげる子どもたちへ―
理系の本は各学年1冊入ってます。今回は宇宙できましたか。
ここ最近「宇宙兄弟」等の影響か、宇宙に興味を持つお子さんも増えているのかな。
著者はうちの子どもたちが大好きな「おおきくなるっていうことは」の中川ひろたかさん。
こういう本も書かれるというのは私にとっても新たな発見です。
課題図書~高学年向け
ぼくの、ひかり色の絵の具
担任に納得のいかない絵を描かされ、ユクは傷つく。憧れの少女に励まされつつ、ユクは自分自身を発見していく。爽やかな物語!!
高学年になると、ほのかな恋の予感を感じさせるようなお話が出てきますね。
ぼくとテスの秘密の七日間
家族ってなんだろう。少年サミュエルの心が旅する七日間の物語。2014年旗と吹流し賞受賞
おお!今度は「小さな恋の物語」をにおわせるようなお話も登場。
オランダのお話ですね。
ちいさなちいさな―めにみえないびせいぶつのせかい
わたしたちの身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生きもの―微生物。その存在と、わたしたちの暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの科学絵本です。
微生物の絵本。もともとは5歳から読める絵本だそうなので、下にきょうだいがいるお家なら、きょうだいで読んでも楽しめそうですね。
レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり
葛西選手が傷だらけのメダルに込めた思いは? お年玉ももらえないほど貧しかった少年時代って? 「小さな葛西たち」の強さの秘密は?
ソチ五輪で2個のメダルを獲得した、スキージャンプ・葛西紀明選手の人生と、葛西選手を育んだ下川ジャンプ少年団の子どもたちを描いた、感動のスポーツノンフィクションです。
さっそく葛西選手のノンフィクションが課題図書に上がるっていいですね♪
スポーツをされているお子さんにおすすめしたいかも。
うちの子どもらがもし高学年だったら絶対これプッシュしてます。
・・・と、いいかげんなひと言解説をつけて紹介してみました。
でも、本当に本をすすめるなら実際に読んでみるのが一番です。
しかし図書館では予約がたくさんなのでなかなか借りれなかったりします。
今のうちなら間に合うかもしれませんが、買わないと読めなさそうなら、店頭かサイトのレビューなどでチェックしてみてください。
管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。
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