すべらない話、やっと完結です。
今回は大人二人の持ちネタ披露です。
私は至極面白味のない人間なので(爆)ほとんど夫の持ちネタになりますが、適当に笑っていただけたら幸いです。
嗚呼、愛すべき新世界2編
大阪には新世界と言う、超ディープな街があります。NHKの朝の連ドラ「ふたりっ子」の舞台にもなりました。
その地に関するエピソードが二つ。
1)謎のお店
私は幼少期、新世界にある飛田という遊郭だった街のど真ん中に住んでいました。ここはいろんな意味で遊郭の風情がたっぷり残っている街です。
小学校一年生の時、社会の時間(当時まだ生活科と言う科目はなかった)に出された宿題が
「家の周辺の地図を書くこと」
私は張り切って書こうとしました。
「ここ百番♪(この界隈で一番大きかった遊郭を買い取って作られた完全予約制の居酒屋です)ここニュー世界♪(当時こういう名のソープランドが近所にあった)ここお好み焼き屋♪ここタバコ屋♪….」
そこでふと疑問。
学校の帰り道にはおばちゃんや若いおねーちゃんが玄関にひざかけして座っているお店があります。
店名は今思えば、花魁の源氏名のような名前。大奥の名前にも出てきそうな名前。
あのお店って、いったい何屋さんだろう。。。???
子どもなりの、素朴な疑問です。
そこで私は母に聞いてみた。
「なーなーおかあちゃーん。あのおねーちゃんたちがいるお店って何屋さんなの?」
母はひと言、
「旅館って書いときなさい」
そう言われた私が作成した地図は…
まるでここは観光地か?とでも言えそうな旅館ストリートが出来上がっていた。
担任の先生は多分、苦笑いをしていたことでしょう。
ああ、あの頃の私は無邪気だったんだなって思います。
2)新世界の名物男
数年前の話です。
夫が職場の後輩の男の子と、新世界の有名な串カツ屋さんに行きました。
昔は串カツ屋さんで行列ができるなんて考えられませんでしたが、最近は人気のお店だと並ぶことがあるそうです。
二人が並んでいると・・・
何やら行列の前のほうから一人ずつと握手しているオッサンがひとり。
オッサンは「よっ!」と一人ずつに軽い挨拶をしながら二人に近づいてきた。
握手の順番が回ってきたころ、オッサンはおもむろにこう言い放ったそうです。
「税金払うだけが男じゃないよ!」
はっきりいって意味不明。
なんだこのオッサンはと思いつつも、冷や汗かきながら適当に相手をする二人。しょうがない。仕事柄、つい人の話を聞いてしまう二人なのでした。
そのうちコートの内側に隠している植木鉢(なぜか植木鉢^^;)を見せながら「盗んできてん♪」なんて言い出すほか、次々に意味不明なことを話してくるオッサンを適当に相手していたら、もう一人のおっさんが自転車に乗ってやってきた。
最初のオッサンが二人に「おっ!あれ俺のツレやねん♪」と言い、自転車のオッサンに「よっ!」と声をかけ始めた。
すると自転車のオッサンは・・・
「おっさーーーーん!!まだ生きてたんかーーーー早よ死ねアホ―――ー」
と言い放ち、去って行ったそうな。
二人は思った。「ツレ、ちゃうやん・・・・」
ちなみに、この一連の話を聞いた私が、「新世界ではな~『まだ生きとったんか』はあいさつ言葉みたいなもんやで」と言ったら夫はさらに絶句してました。
いろんな意味でおもろい街です、新世界。
目覚めればぽぽちゃん
昨年末の話です。
クリスマスにぽぽちゃん人形をもらってご機嫌?で遊んでいたみにぐりとまめにゃん。
うれしすぎて、パパのところにぽぽちゃん人形を持って行ったようです。
夕方5時ごろのお部屋が薄暗くなった時間帯に、お昼寝から覚めた夫の目の前に ぽぽちゃんのドアップ!!!!!
夫「ぎゃ~~~~~~~~~~~」
この手の人形は薄暗いところで見るとさすがにちょっと怖い。
どうしてお店に入れてくれないの?
ある日の土曜日、私は夫にお買い物を頼みました。
にゃ「今日は●●のスーパーでたまごが89円で売ってるから、買ってきてくれる?」
夫「いいよーーー」
ということで行ってくれました。
このスーパー、駐車場がけっこうややこしい。誘導員が駐車場の空き具合をいまいち把握してなくて、さんざん奥に誘導された挙句、空いているところがない!なんてことがざらにあります。気づけば出口付近まですすめられた挙句、立ち往生したことも2度3度。
「いつか買い物しないまま外に出されたりしてねーーー」なんて冗談で言っていたら。。。。
まさかのことが起こりました!
夫、いつものように駐車場に入ると
誘導員A「どうぞーーー」
誘導員B「こちらですーーーー」
誘導員C「どうぞーーーー」
そして気づけば出口付近。
誘導員D「ありがとうございましたーーーーー♪」
夫「まだ買い物してないっちゅうねん!!何音符出しながら『ありがとうございました』じゃーーーーー」
と心の中で叫びつつ、2度目にトライ。
誘導員A「どうぞーーー」
誘導員B「こちらですーーーー」
誘導員C「どうぞーーーー」
そしてまたもや出口付近まで。
誘導員D「ありがとうございましたーーーーー♪」
夫、キレる。
誘導員D「あ、そうでしたか。申し訳ございません」
そして3度目。
誘導員A「どうぞーーー」
誘導員B「こちらですーーーー」
誘導員C「どうぞーーーー」
そしてまたもや誘導員Dは声高く
誘導員D「ありがとうございましたーーーーー♪」
結果・・・。
夫は別のスーパーで、198円のたまごを買って帰ってきました。
夫よりひと言「オレの時間を返せ。そして金も返せ」
***********************
とまぁ、こんな感じです。
ホントはほかにもあるのですが、大人の事情で書けない話もいろいろ・・・^^;
ま、こういうお話があるおかげで、思いっきり笑いたい時はこの手の話をすることにしています。
みなさんも、家族ならではの「すべらない話」があると、笑いたい時や家族の誰かを励ましたい時に使えますので、それぞれのご家族なりのすべらない話をストックしておくことをお勧めします(^^)
管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。
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