この春には長男が小学校を卒業し中学生になり、次男が小学校高学年になり、末娘が2年生になります。
3人とも、友達関係において何らかの変化が起こる学年に突入するということで、親の私もいろいろと考えることがあります。
きっと当事者の本人も、親も今後悩むことが増えるだろうということも予想できそう。
ただ、まじめなことを伝えようと思うとタイミングが重要ですよね。
なのでまずはここで、折を見て伝えたいと思うことをまとめていこうと思います。
そのうちのひとつがタイトルにある「変人と思われることを恐れない」です。
クラスに必ず友達がいなくてはいけないのか?
気の合う子ってそうそう出会えないし、クラスに必ず1人以上いるとは限らない。
運が悪ければ1人もいないことだってあり得ます。しかも変人呼ばわりされる子だったらなおのこと。
またやっかいなことに、友達がいないと「あいつ友達おらへん(笑)」などと言う子もいます。
でも、そもそもクラスに必ず友達っていなくてはいけないのかな?
クラスに気の合う子がいなければいないでいいんじゃない。
なんとなくしっくりこないと思いながら誰かとつるんでいる時間があるなら、本でも読んだほうがいいような気がする。
(自分が子どもの頃に、これがわかっていればもっと楽に過ごせたのにな~)
クラスに友達がいない自分を否定しなくていい、ということは子どもらに伝えたい。
それに「友達おらへん」と揶揄する子ほど一人で行動できない子だったりします。
「一人でも行動できる子」がかっこいい、ということも教えておきたいことだな~と思います。
変人のほうが人間としての伸びしろがある
誰ともつるまない子は、たちまち変人呼ばわりされます。
変人ってなんだろ。人に合わせない子?こだわりの強い子?みんなが興味を持たないことに興味を持つ子?人がやらないことをする子?
もし、これらのような子を変人と呼ぶならば、こういう子たちは、実は将来、スゴイ大人になるのでは?
実際、「人がやらないこと」をやって個人事業やフリーランスで成功している人たち、たくさんいますよね。こだわりも突き詰めればプロフェッショナルへの道を進んでいくことだってあります。
実は、成功している人の中には、小中学校時代に変人扱いされていた人、少なくないのかもって思ったりします。伝記に載っている偉人も子供時代は「おかしな子」なんて言われていた人も多いですしね。
いっそ「突き抜けた存在」になっちゃえというのもいいかも。
中途半端な変人はいじめらやすいけど、突き抜けた存在になって堂々としていれば、いじめっ子ってそういう子に対してはかえって手を出しにくいもんです。
変人の自己肯定感を下げない工夫
「突き抜けた変人」でいるために大切なのは「自己肯定感」。
心の芯の部分に「ゆるぎない自信」を持つことが大切です。
そのために親は子どもに「私はいつでも味方である」ことを伝えることが大事になります。
”誰かが自分を嫌うのは自分のせいじゃなく、相手の問題”
これも一緒に伝えておくと、「誰かに嫌われている」と知った時に落ち込まなくてすみますね。
これだけは直したほうがいい嫌われる要素
いくら変人と呼ばれることを恐れないとしても、これが理由の変人ははっきり言って不名誉で恥ずかしい(/ω\)
それは・・・不潔。
いくら性格のいい子でも、これがあると不名誉な変人扱いになります。
汚い、臭いは親子で気を付けることで防げるので、不潔で嫌われるようなことだけは避けるようにしたいですね。
(おまけ)我が家の変人エピソード
うちの長男と次男も変人です。
なんせ長男は2年生の時にこんなエピソードがあったぐらい。
当時の担任の先生は児童が悪さをすると廊下に立たせることがありました。
その先生の話題でお母さんたちと話が盛り上がっていたときに聞いた話。
「4組で、廊下に立たされた子がそのまま行方不明になった子がいたらしいでー。先生も廊下に立たせるんやったら生徒の性格考えて立たせるかどうか決めんとあかんやん(決めないといけないよね~)」
4組と言えば長男のクラス。そんな武勇伝を持つ子に興味をもったので早速長男に聞いてみた。長男は、
「そんな子知らんな~」とのこと。
しかし、その後続けて言ったことが・・・
「俺前に廊下に立たされた時に、トイレに行きたくなったからトイレに行って、トイレが済んだら行間休みになったからそのまま図書室行ってん」
その行方不明児童、お前のことやないかーーーーー!
そんな長男でしたが幸い友達には恵まれ無事成長し、この春卒業します。
ある意味、だれもやらなかったことをやった変人、てところでしょうか。伸びしろ、あればいいな。あるのかな。。。わからん。
次男も変人です。次男は「こだわりの強い」変人ってとこかな。
次男は・・・マリオのコスプレしたまま近所のコンビニに買い物へ行くこと数回。
あげく、私が買い物に行ったときに店員さんから「お宅の子どもがマリオの格好で買い物に来るので店員たちが『マリオが出たー』と大騒ぎでウケた」と言われ・・・
家の前でもマリオのコスプレで友達と遊んでいたり。よく友達にあきれられなかったもんだと思います。
これらのエピソードも、恥ずかしいと思いつつも、我が家の笑い飛ばすネタとしてストックしています。怒るよりも面白がっているというか。
末娘は女子ということもあり、(支援学級にいるということ以外では)クラスでも浮くことなく、適度に仲のいい友人もいて、今のところは女子なりに平和に過ごしています。
とはいえ、2年生になってくると女子特有の問題が出てくる時期字なるので心配。
女子の人間関係はややこしいからねーーー。女子の話は後日。
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管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
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