今どきのお産がユニークすぎる

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先日(2月7日)放送されていた「エチカの鏡」では今どきのお産SPを特集していました。

マタニティイメージ

自分ももともと「FruitsBasket妊娠・出産」というサイトで、主に妊娠に関する体験記&情報を載せているため、テレビでお産の特集なんてのがやっているとつい、チェックしてしまいます。
では以下、番組の内容ピックアップ&感想を。

バースコーディネーター大葉ナナコさんのお話

エチカの鏡では、今どきのお産について詳しいバースコーディネーターの大葉ナナコさんにお話を聞きに行きました。

(母親教室らしきところにお邪魔したようなのですが、参加者のみんながバランスボールに座っているのがすごく気になる・・・)

大場さんのお話によると

1)出産方法が多様化
2)ナチュラルバース(自然出産)産む力を高めて出産したい妊婦が増加しているとのこと。

ここでこんなユニークな取り組みをしている産院が紹介されました。

愛知県・吉村医院の取り組み

ここでは、医院の隣に江戸時代風の長屋がありそこはお産の家&妊婦作業所となっています。

そこでは妊婦さんたちが薪割りをしたり、スクワットしながら壁磨きなどの作業をしています。

妊婦さんってあまり激しい運動をしてはいけないとか言われるのでええ????と思いましたが、妊婦さんの動きを見ていると、薪割りのスタイルはスクワット。壁磨きのスタイルもスクワット。

これはお産の時に赤ちゃんが産道を通りやすくするために股関節周辺の筋肉を鍛えているのだそうです。

薪割りや壁磨きはちゃんと計算された動きなんですね。

また、割った薪をかまどにくべて、ご飯を炊き食事作りもしてみんなで囲炉裏を囲んで食べています。

といってもここで生活しているわけではなく、みなさん空いた時間にここに通ってきて作業をしたりご飯を作って食べたりしているそうです。

★これはこれでなんだか女子寮のノリで楽しそうです。

こういったことは院長の方針でこのような指導をしているそうなのですが、じゃあ院長ってどんな人?って思いますよね。

院長・吉村正先生(77歳)
産婦人科医歴50年(お産2万例)
吉村先生の考え:人間のお産はなぜつらいのか。それは現代社会の生活様式にあるのではないかということ。
昔は自然分娩でもつるつると赤ちゃんが出ていた。今難産が多いのは日常生活の中で体を動かさないことが原因ではないか。昔の生活をすればつるつるにお産ができる。動物は自然の生活をしているからつるつる出る。

そして実際、吉村医院での帝王切開率は2.1%(一般的にはだいたいどこの病院も20%ぐらいはあるそうです)

産院設備は今どき人気の設備なわけでもなく、和室の分娩室でお部屋も和室に布団の個室。
(入院5日間としてお産費用は大体47万円~とのこと)

こういう産院なんですが、大人気で全国から妊婦さんも集まるそうで、取材を受けていた妊婦さんの中には横浜・東京そして鹿児島から来られた方もいました。

健診ではこんな指導が。
・1日2~3時間歩く
・スクワットをする
・食べ物は和食(米、味噌汁、おひたし、煮物、大豆製品、海藻類を中心に)
・8kg以上は太るな(極端な話、食べれなかったら夕食を食べない日があってもいいとのこと(太るよりマシ)
パクパク・ゴロゴロ・ビクビクがダメ
これは、
「パクパク」→食べ過ぎ
「ゴロゴロ」→運動不足
「ビクビク」→過度の不安(心配な心理状態がホルモンバランスを悪くし、難産につながる)

お産に対する不安を少しでも軽くすることを考えて、吉村医院での両親教室では院長を中心にみんなが車座になって座り、妊娠について思うことを一人ずつ話すことになっているとのこと。

ここで妊婦さんたちは妊娠や出産に関して気がかりなこと・不安なこと・悩みなどを告白し、みんなで励ましあうようにしているのだそうです。

参加者の皆さんは泣きながら不安な思いをさらけ出しつつ話されていました。

★両親教室でこういう雰囲気が造れるのもある意味、作業所でみんな集ってご飯を食べたりして妊婦さん同士仲良くなれる場所があるからなのかもしれませんね。

多様な出産方法

さて、お産といえばものすごい痛みといわれますが・・・

体が緩みに緩めばラクに出産できるようになるという話もあるそうです。

笑顔で出産(ソフロロジー式分娩法)

ソフロロジー式分娩法とは1972年にフランスで考え出された分娩法で、陣痛の痛みを楽しみに変えるイメージトレーニングをし、音楽を聴いたりエクササイズをしたりでリラックスできるようにすることで楽しく出産できるようにするお産です。

私が出産した産院もソフロロジー出産を取り入れている産院でした(私は帝王切開だったので関係なかったですが^^;)

水中出産

メキシコではイルカとともに水中出産なんてこともするそうですね。

イルカの発する超音波の振動は胎児を刺激し、癒す効果があるといわれていることと、胎児はお母さんのお腹の羊水で育っているので、水中出産は胎児への衝撃が少ないことから行われているそうです。

日本でも水中出産を取り入れている産院がいくつかあります。(奈良県にも水中出産を取り入れている産院があります)

日本での水中出産は、羊水と同じ程度の塩分濃度の温水の中でお産するのだそうです。

胎教の取り組み

淀川キリスト教病院レディースホスピタルの森本義晴医師は胎教について専門にされていて、病院でも積極的に胎教をされているそうです。

<胎教の効果>
・やさしい
・好奇心が強い
・ひとつのことを集中してやってくれる
など。。。

脳科学では胎児の間に400億の脳細胞が出来上がるが、実際使っているのは100億。その理由は胎児の間に脳細胞をつなぐ回路が作れていない→作るためにするのが胎教、とのこと。

そして胎教は妊娠したらすぐに行い6ヶ月ごろから本格的に行うのがよいとされているとのこと。

<どんなことをしているの?>

・キックゲーム

お母さんと胎児がコミュニケーションをとる

おなかをたたくことを繰り返していると、たたいた回数だけけってくる

それをすると赤ちゃんの脳が活性化されて発育が早い

・胎児にニックネームを就けて話しかける(大きな声でゆっくり)

★これってけっこう自然にやってません?うちは一人目は○○っぺ、二人目ははなちゃんと名前をつけてしょっちゅう話しかけてました。これも胎教だったんだ。

・音楽

いろんなジャンルの曲を聴かせるといい。(落ち着く音楽・活発になる音楽も)

・工作・紙粘土など右脳を使う作業も効果がある

私の感想

なんか後半ほとんどテレビで話していたことのまとめになってしまいましたが。。。

私はやっぱり吉村医院の取り組みが一番衝撃的でした。

ただ。。。薪割りや壁磨きなんてユニークですけど、先生の言っていることは妊娠生活を送る上で当たり前のことなんですけどね。でも、これがなかなかできなかったりする。

私も一人目妊娠中に健康な生活ができていたら、帝王切開にならなくてすんだかも・・・と思うとちょっとせつないですね^^;

でも・・・ここでお産ができる妊婦さんって、経過が良好な人でないと厳しそうな気もしなくもない。

切迫早産になったらスクワットどころではないでしょうし。

じゃあ、妊娠後期に切迫早産その他もろもろの事情で自然分娩が厳しそうになったら転院するのかな?そんな時期に転院を受けてくれる病院ってあるのか?

また、こういった指導に耐えうるだけの妊婦さんを産院側が選んでいるかもしれませんね。

まぁ、そのへんはよくわかりませんが。。。。謎も多いですね^^;

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管理人プロフィール

にゃんこ
2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。

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