カルシウムは、骨や歯を形成する栄養素で、ミネラルの一種です。
そのほか、タンパク質や鉄の代謝を促進したり、筋肉や神経の機能を維持したり、精神を安定させる働きがあります。
カルシウム不足になると、骨がもろくなるだけでなくイライラしやすくなります。
日本人が不足しやすい栄養素と言われています。妊娠中に限らず、積極的に摂りたい栄養素です。
妊娠中にカルシウムが必要になるワケ
妊娠するとカルシウムは赤ちゃんに優先的に回されます。
このときママがカルシウム不足だと、ママの骨に蓄えられているカルシウム分が赤ちゃんに回されるので、ママ自身が歯や骨がもろくなってしまいます。
そのため妊娠中は300mg(牛乳で言えば270ml分)をプラスしてとる必要があります。
またカルシウムには、血圧の上昇を抑え、妊娠高血圧症候群を防ぐ効果もあります。←コレけっこうポイント高いかも!
カルシウムはこんな食品に含まれている
・乳製品:牛乳、チーズ など。
・魚介類:あさり、小魚、しらす など。
・野菜類:春菊、しそ、チンゲン菜、小松菜、ニラ、ほうれんそう、ミズナ、もやし、しいたけ など。
・ほか:大豆・枝豆、ひじき、切り干し大根、高野豆腐 など。
日本人が不足しやすい栄養素の割には・・・乳製品以外は和食に使いやすい食材ばかり。和食を心がけるとそれなりにカルシウムは取れそうな気もします。
一緒に摂ると効果が高まる栄養素
ビタミンDを一緒に摂る
肝臓と腎臓を経由して活性型のビタミンDになり、カルシウムの吸収を高めます。
タンパク質・炭水化物も
体内への吸収がよくなるので、主食もしっかり摂りましょう。
牛乳などの乳製品は摂りすぎに注意
牛乳は脂肪分が多いので摂りすぎに注意。
う~~~む。このような相乗効果も栄養素にはあるので、やはりバランスのいい食事を摂らないといけないということなんですね。
コメント