ノックオンやスローフォワードの他、よくある反則を紹介します。
特に小学生ラグビーでもよく見られる反則といえば
- ノットストレート
- オーバーザトップ
- ノットリリースザボール
- ノットロールアウェイ
- ハンド
- ハイタックル等タックルに関する反則
- オフサイド
あたりでしょうか。
そのうち、タックルに関する反則はタックルの項目で解説し、オフサイドは解説が難しいので別ページにして、そのほかの反則についてここで解説します。
ノットストレート
ラインアウトやスクラムでまっすぐにボールを投げ入れなかった場合にノットストレートと言う反則とされます。
ラインアウトでボールを投げ入れる時にもラグビーでは基本、公平さを大事にします。
そのため、自チームに有利になるような投げ方は、反則になってしまうんです。
この反則は小学5・6年ラグビーから適用されます。
これも故意ではなく、技術の未熟さ(まっすぐ投げれない)や、気持ち的に自チームに有利になればいいな、と言う気持ちからつい、自チーム寄りに投げちゃった、なんてことから起こりがち。気持ちわかるんですけどねw
これも中学ラグビーになると、「まっすぐ投げながら自チームに有利になるよう投げる」作戦ができるようになるんです。
ノットリリースザボール
タックルされて倒れた場合、すみやかにボールを話さないといけないルールになっています。
ところが、倒れているのにボールを離さないでいるとこの反則を取られます。
通称「ノットリ」
タックルされて倒れたのに近くに味方がいない時に、ついこの反則が起こってしまいます。
なので、この反則を取られないためには
- 味方がタックルされた仲間をフォローに行き、即ボールを受け取ること
- タックルされても味方がフォローに来るまで倒れないよう踏ん張ること
によって可能です。
長男もよく、コーチに「すぐに倒れるな!」とやたら言われてましたが、こういう意味があったのです。
ノットロールアウェイ
タックルした側、された側が倒れてしまい、そこにプレーヤーが集まってラック状態になった時にいつまでもボール付近に倒れた状態でいるとこの反則になります。
ただしこの反則の場合は、ラックに巻き込まれてすぐに動けないこともあるので、レフリーから「ロールアウェイ!」と注意されることが多いです。
注意されたにもかかわらず起きなかった(起きれなかった)時に反則となります。
後述するオーバーザトップとの違いがわかりにくいですが、ノットロールアウェイはタックルした側(倒した側)もやってしまう可能性のある反則ということでしょうか。
とりあえず、「相手を倒したらすぐ立って離れる」のがこの反則を取られない防御法になるのかな。
ラグビーは立ってプレイするのが基本。なので倒れたらすぐ起きる。
そういえば「すぐ起きろ」もよく言われてたなー。うちの息子。
ハンド
スクラムやラックの中にあるボールを手で扱った場合にとられる反則です。
ラックの中からボールを取り返そうと思ったら足を使うか、オーバーして相手を押し返しボールをラック外に出すという方法をとります。
ただし、ラックに参加していないプレーヤーが手でボールを触るのはハンドにはなりません。
オーバーザトップ
タックルやラックが成立した後やラックの時に、ボールを保持したプレーヤーの上や、ボールを越えて相手に倒れこみ、ボールが出るのを妨害する行為をオーバーザトップといいます。
この場合はその場でペナルティとなります。
タックルとは・・・ボールを持った相手を倒すこと
ラックとは・・・複数のプレーヤーが立ったまま身体を密着させて、地上にあるボール周辺に密集するプレー
しかしこの反則も、故意でというよりはついうっかり!で起こりやすい反則かもしれません。
というのは、プレー中、ついよろけて相手の上に乗っかっちゃった!でも反則は反則なのです。
本来ならあまりとられることのない反則だそうですが、うちの息子はなぜか小学生時代、よくオーバーザトップ取られていました。
体幹がイマイチ強くなかったせいでしょうか、よろけてこけてオーバーザトップ(泣)
なので、「うっかりオーバーザトップ」をなくすには、体幹を鍛えるしかないのかな。
練習の時だけでなく、自宅でも基礎トレーニングをすることで体幹は強くなっていきます。
ハイタックル、ノーボールタックル、オフサイドについては別ページにて解説します。
投稿者プロフィール
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高2長男、中2次男、小6末娘の3人の母。
パートとライティング、ブログ運営の3足のわらじを履いてます。
長男(FW)は小学3年から、次男(SH)は幼稚園年長からラグビーを始めました。
私自身はまったくのスポーツ音痴なので、小学生時代からのラグビーファンの夫と、長男次男、ママ友たちに教えてもらいながらラグビーを楽しんでいます。
「子どもがラグビー始めたけれど、私はラグビーなんにもわかんないよ~」な親御さんたちの力になれると幸いです。
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