ラグビーのルールにはややこしいものもいくつかあります。
(PHOTO by Pixabay)
まずおさえたいラグビーの大原則は
「ボールをプレーしているプレーヤーよりも前でプレーはできないよ」
でしたよね?
これをやるとバッチリ反則を取られることになります。
反則名は「オフサイド」
ワールドカップの試合でも頻繁に起こった反則のひとつです。
ここでは、「オフサイド」という反則について解説します。
実は私も、プレー観戦中にオフサイドが起こってもあんまりよくわかりません。
試合を見慣れている人はすぐに気づくようですが、試合観戦をし始めた人にとってはよくわからない反則だと思います。
オフサイドとは
プレーに関与できるプレーヤーと関与できないプレーヤー
ラグビーのプレーヤーを分けると
ボールをプレーしているプレーヤーよりも前の位置にいるプレーヤーを「オフサイドプレーヤー」
そうでないプレーヤーを「オンサイドプレーヤー」となります。
オフサイドという反則は、オフサイドプレーヤーがプレーに関与した場合にとられる反則になります。
以下、よくあるオフサイドを紹介します。
ラインオフサイド
ラックやモールなどのポイントよりも前にいるプレーヤーがプレーに関与するケースです。
これらのポイントができると、密集に参加している味方側の最後尾のプレーヤーの足あたりからゴールラインと平行にオフサイドラインが形成されます。
(線は引かれません。架空の線と思ってください)
このオフサイドラインを越えてプレーはできません。
おそらくこれが最も頻繁に起こるオフサイドかもしれません。
気がはやって知らない間にオフサイドラインを越えてしまった、とか、ついうっかりなどよくあります。
子どもたちのラグビーでもよくあります。
スクラムオフサイド
スクラムの場合、味方側の最後尾のプレーヤーの足から5m手前までがオフサイドラインとなります。
スクラムに参加しない選手は、このオフサイドラインを越えてはいけないことになっています。
ただしスクラムハーフだけは、スクラムでボールがキープされている位置がオフサイドラインとなります。
ラインアウトのオフサイド
オフサイドラインは、ラインアウトに参加しているかしないかで違います。
・参加しているプレーヤー・・・ラインアウト投入地点。ラインオブタッチと言います。
・参加していないプレーヤー・・・ラインオブタッチから10m地点
ラインアウトからボールが出たり、ラインアウトから直接ラックやモールが形成されたりした場合、オフサイドラインが解消となります。
考えようによっては、ラインアウトのオフサイドラインが形成されるのってほんのちょっとの間、ともいえそうです。
このオフサイドを見破るの、難しそう・・・って思っちゃうんですが。レフリーってすごいなー。
キックのオフサイド
こっちは単純です。
キッカーの位置がオフサイドライン。
つまり、キッカーより前にいる人はすべてプレーできないと。ある意味ざっくりしているというかw
ただし、「自分がオフサイド状態にある」場合はすぐに後ろに下がらないといけません。
オフサイドの位置にいるにもかかわらず、前方に動くと反則になります。
他には
・10mサークルオフサイド
・ノット10mオフサイド
・ノックオンオフサイド
がありますが、あまりおこらない反則であることと、ややこしいので初心者は上記4つを頭に入れておけばいいと思います。
私も説明できません・・・
オフサイドが起こった時は
オフサイドをしなかった側のチームのペナルティキックで再開します。
またはオフサイドが起こった地点でのスクラム。
ボールの投入はオフサイドをしなかった側のチームにて。
投稿者プロフィール
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高2長男、中2次男、小6末娘の3人の母。
パートとライティング、ブログ運営の3足のわらじを履いてます。
長男(FW)は小学3年から、次男(SH)は幼稚園年長からラグビーを始めました。
私自身はまったくのスポーツ音痴なので、小学生時代からのラグビーファンの夫と、長男次男、ママ友たちに教えてもらいながらラグビーを楽しんでいます。
「子どもがラグビー始めたけれど、私はラグビーなんにもわかんないよ~」な親御さんたちの力になれると幸いです。
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