ラグビーにおけるアドバンテージとは

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今回はラグビーにおいて独特なルール、アドバンテージについて解説します。

ラグビー場

ラグビーワールドカップ2019初日のロシア戦でも何度もアドバンテージが適用されていましたね。

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アドバンテージとは

このルールはワールドカップやトップリーグでの試合はもちろん、小学生のミニラグビーやタグラグビーでもフツーに適用されているルールなので、覚えておいて損はありません。

にゃんこ
にゃんこ

と言いつつ、私も前半の試合観戦中は「へ?今アドバンテージなん?」などとボケたことを何度も言ってましたが、ルールを知ってみているうちにだんだんとわかるようになってくると思います。たぶん。

アドバンテージとはざっくりいうと、「反則が起きた場合、反則をしていないほうのチームが有利だった場合はそのままプレーを続行する」ということです。

例えばAチームがペナルティやミスを起こしたとします。

でも、もし、そのままゲームを続行していたら、ペナルティなどをしていないBチームに利益があるかも?とレフリーが判断した場合、あえてプレーを止めずに続行させることができます。

そしてその後のプレーで、予想通りBチームに利益があれば「アドバンテージ・オーバー」として反則を問わずゲームを続行します。

逆に、Bチームが思ったように利益を得られなかった場合は、レフリーが笛を吹いてAチームが反則を取られ、アドバンテージが適用された地点に戻ってプレーを再開させます。

ロシア戦でも何度かアドバンテージが起こった地点に戻ってプレーを再開させたシーンがありましたね。

利益を得られたかどうかを判断できるのはレフリーのみです。正直、この判断はかなり難しそうな気がするんですが。

ここでいう利益は、反則されちゃったチーム(ここではB)に有利な展開、という意味です。

めっちゃ前にすすめたとか、ですね。

アドバンテージ中の反則はどうなるん?

反則をしたチームが重ねて反則をした場合、二つ目の反則についてはアドバンテージ適用なしです。

また、アドバンテージで有利になっているチームのほう(例でいえばBチーム)がアドバンテージ中に反則を行った場合は、最初の反則が適用されて、最初に反則が発生した地点に戻ってプレー再開となります。

ということは、アドバンテージを受けた側は、アドバンテージ適用中に仮にミスをしても、マイボールでの再開が保証されているので、はっきり言ってチャンスです。

大胆でおもしろいプレーを見ることができるかもしれません。

アドバンテージが発生したらレフリーは

レフリーがアドバンテージ発生と判断したら、レフリーは腕を肩の高さで伸ばし、反則をしなかった側を約5秒間指し示します。

このポーズがみられたら「アドバンテージ発生」と思って観戦していただいたらいいでしょう。

反則の笛は吹かれないので、レフリーのシグナルで判断します。

アドバンテージルールはなぜあるのか?

観戦する側の気持ちになって考えてみると、せっかくプレーが盛り上がっている時に、ちょっとしたノックオンやスローフォワードとかでプレーが中断すると、残念な気持ちになると思います。

それどころか、イライラするかも・・・

アドバンテージは、プレーの一時停止を少なくして、その分プレーを楽しみましょうよという考え方からできたルールだと思われます。

アドバンテージが適用されない場合

・ボールやボールを持ったプレーヤーがレフリーに振れた場合
・ボールがプレーされないまま、スクラムのトンネルからボールが出てしまった場合
・スクラムが90度を超えて回転した場合
・スクラムが崩れた場合
・スクラムでプレーヤーが宙に浮いた場合
・ボールがデッドになった場合(デッドボールラインからボールが出たなど)

まとめ

基本的な考え方としては

 

・反則をしなかった側に有利になるよう
・複数の反則については最初の反則に対して適用する

ということですね。

アドバンテージは本格的な試合になればなるほど、発生する頻度が高いので、観戦の基礎知識としてぜひ知っておくと試合展開がわかりやすくなると思います。

にゃんこ
にゃんこ

って書いてますが、私も偉そうには言えません(笑)

投稿者プロフィール

にゃんこ
高2長男、中2次男、小6末娘の3人の母。
パートとライティング、ブログ運営の3足のわらじを履いてます。

長男(FW)は小学3年から、次男(SH)は幼稚園年長からラグビーを始めました。
私自身はまったくのスポーツ音痴なので、小学生時代からのラグビーファンの夫と、長男次男、ママ友たちに教えてもらいながらラグビーを楽しんでいます。
「子どもがラグビー始めたけれど、私はラグビーなんにもわかんないよ~」な親御さんたちの力になれると幸いです。

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