前回は、戦いごっこ好きの男の子について書きました。
でも一方で・・・「女の子とばかり遊んでいる」とか「男の子っぽい遊びに興味を示さない」という男の子ママの心配も少なくないのですよね。
うちの息子たちもトミカ+トミカタウン+付属の人形でなぜかままごとっぽい遊びをすることが多いです。
戦いごっこにあまり興味を示さないうえにこれですから・・・我が家の場合はむしろこっちのほうが心配でした。
女子っぽいかも男子、思い当たるフシありますか?
・戦いごっこに興味がない
・女の子向けアニメを楽しそうに見ている(プリキュア、たまごっち、ちびまる子ちゃん、アイカツあたりが該当?)
・女の子とばかり遊んでいる
・上にお姉ちゃんがいて、すっかり甘えん坊
でも、大丈夫。
前回の記事でも参考にしたこの本にも書かれてありましたよ♪
諸富先生の本から
要約ですが。
・もっとも有能な人の多くは、男性性も女性性も高い両性的な人。
・女の子っぽい男の子も思春期がきたら急に男臭くなります。
・そうなったあとでも、女の子っぽいやさしさが生きていて、頼りにもなるし気配りもできる男性としてモテるかも。
とのことです。
松永先生の本から
さらに、家庭教師の観点から男の子の育て方に関する著書を何冊も書いている松永暢史氏の本(男の子を伸ばす母親は、ここが違う!)には、きょうだい構成からこんなことを書かれていました。
姉のいる弟は、小さい頃から姉の遊び相手にならざるを得ないので、オンナゴコロがわかるようになり、将来モテ男になる可能性が高い。
(ただし、お母さんがなるべく気をつけて、姉に「弟の世話を焼きすぎないように」指導しないとあまったれに育つ可能性があるので注意と言うことも書かれてありましたが・・・)
・・・ということだそうです。幼児期に男の子らしくないと思っていても思春期になったら変わるみたいだし、むしろ幼児期のうちに女性性が育っていると両方のいいところを持ち合わせることができるかもしれません。
それにそれに・・・
自分の息子ってモテてほしい!って思うことないですか?
モテる男に育ってほしい!
モテるにはやっぱり「接し慣れ」です。
どうせなら女の子といっぱい遊んでもらって、小さいうちから経験値を積んでもらいましょ~★
息子がモテると、バレンタインが楽しみですよ♪
おまけの話:我が家の場合・・・^^;
我が家のきょうだいは2人とも戦いごっこはほとんどしない、アニメも男の子の好きそうなものはほとんど見ない(「銀魂」と「ワンピース」は見る)、仮面ライダーや戦隊ヒーローものにも興味なし、幼稚園児の時は女の子と遊ぶほうが多かったぷちぐりに、女の子の集団にすすんではいろうとするみにぐり・・・という感じです。
でも長男のぷちぐりは小学校に上がる少し前ぐらいから男の子とばかり遊ぶようになり、今や仲良し男子で徒党を組んで暴れて(?)います。
幼稚園年少の頃にはやたらクラスの女子がとっかえひっかえ遊びに来ていたのですが今は皆無。
女子に暴言吐くから最近はあまりモテないらしい(爆)
しかし次男のみにぐりは・・・。
スーパーで見知らぬ女の子といつのまにかしゃべっているわ、お兄ちゃんのサッカー部のお楽しみ会に参加すれば、部員の妹ちゃんグループについて廻り、気づけば一緒に遊んでいたこともあり、夏休みにプールに行けばこれまた見知らぬ女の子になんだかよくわからない逆を連発し、一生懸命笑わそうとしている・・・。
実は女の子大好きだったらしい(爆)
というわけで我が家ではみにぐりのことをひそかに「ナンパ師」と呼んでいる。
・・・・じゃなくて・・・^^;
女の子と遊ぶのが好きみたいですね、みにぐりは。
幼稚園でも女の子とよく遊んでいるようだし、男の子の友達も戦い系の好きな子よりは机に座ってお絵かきするのが好きな系の子と一緒にいることが多いみたいです。
ある日、よく一緒に遊んでいるクラスで1・2ぐらいにカワイイ女の子に「みにぐり一番好き~~★」なんて言われてました。
そのほか数名の女子にやたらかまってもらっているよう。
うらやましいのはお兄ちゃん。
「いいなぁみにぐり」と言いつつちょっといじけモードでした。
ですがはたして・・・このみにぐりのモテ期・・・いつまで続くか・・・。楽しみなような怖いような・・・。
ホントのモテ男になるかどうかはまだまだこれからです。
性同一性障害もだいたいは心配無用
また、最近心配されるのが、「ひょっとして『性同一性障害』の兆候?」って考えてしまうお母さんもいるようですが・・・
これも大丈夫!
特に最近カミングアウトされる方が増えているので、この特性(あえて障害とは言わず)の方が多くなっているように感じがちですが、実際はけっこうレアなケースです。
気になる方は少しだけ気にするようにして、ありのままのお子さんを受け入れてあげればいいと思います。
思春期になってから、本当に「性同一性障害」が疑われるかも?という段階に来た時に、お子さんの気持ちをありのままをすんなり受け止めてあげられるような心構えだけしておけばいい。
「気にしていること」は「心構えをしていること」と思えばいいと思います。
前回の記事と合わせて言えることは・・・
「幼児期の過ごし方だけでその子の一生が決まるものではない」
ということかもしれません。
「小さい時はこうだったけど、今はこうだわ」って笑って言える日がきっと来るはずなので気にしつつ深刻になりすぎず、今を楽しく子育てするのが一番なんでしょうね★
楽しもう、私も♪
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