(ぷちぐり5歳・みにぐり2歳・・・この時ってすっごく大事な時だったのね)
一般的に2歳って超大変な時期と言われますね。
いや、言われるだけじゃなくホントに大変。女子ですが今2歳児を抱えている私は毎日実感。
でも、大変な時期って育児の点においては頑張りどころのようです。ひえぇぇぇぇ。
6歳までが大事
子育てで育てたい大切な力とは・・・「社会を生き抜く力」と「学ぶ力」。
これがないと自立して自分で食べていける人間になれない。
「社会を生き抜く力」を身に着けるために大事なことは「自立心」「我慢」「思いやり」「自信」
「学ぶ力」をつくる大事な要素は「好奇心」「集中力」「やる気」
また、上記7つの要素は6歳までに育てることが肝心なのだそうです。
これら7つの要素を年齢別にステップとして養っていくことを解説してくれている本があります。
男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方
本書で解説されている「子育ての7つのステップ」
この本の章立てとほぼ同じになるのですが、筆者の言う「子育ての7つのステップ」です。
私の読書メモに書いたことを軽く内容をまとめてみますね。
0歳:好奇心を育てる
心地いい音を聞かせたり、スキンシップをこころがけたり、はっきりした色のおもちゃを与えるなどで、五感を刺激する。
また、0歳の間にいっぱい話しかけると語彙が増え、話すのが早くなるそうです。
私もみにぐりにもっといっぱい話しかけてやればよかった。。。
1歳:やる気を育てる
できるだけ「ダメ」を言わないようにしてやりたそうなことはやらせてみる。
できた時は思いっきりほめる。
危険や迷惑なことで「ダメ」を言わないといけない時は理由をはっきり言ってあげること。
2歳:集中力を育てる
ひとりで遊んでいる時は集中しているのでほっとく。
興味があることは徹底的にやらせる。
自然の中で遊ばせたり、運動をさせると集中力が育ちやすいそうです(←実はこれ、ぷちぐりの担任の先生にも言われました)。
3歳:自立心を育てる
自分がやると言ったら、できるだけやらせる。
責任感を教える。(例:コップを倒して中身をこぼしたら、拭いてもらう→自分のしたことに責任を取らせる)
言ったことを繰り返してやると男の子は安心して自立する。
4歳:我慢を育てる
子どもの泣き落としに負けない。
待つことを教える。幼稚園の先生曰く、お迎えが多少遅くても、子どもに待つことを教えるので常識の範囲なら構わないと言われました^^;
ルールを作り、守らせる。
訴えてきたら解決策を教えながら我慢をさせる。
5歳:思いやりを育てる
絵本や遊び(人形ごっこ)を活用する。
(意外と男の子でも人形ごっこ、ウケるみたいです)
お父さんが率先して「ありがとう」「ごめんなさい」を言うようにする。同性の大人が見本を見せるのが効果的だそうです。
6歳:自信を育てる
「あなたは誰かに愛されていますか」という質問を本人にしてみて、できるだけ多くの名前が挙がってくると本人の自信が育っていると言えるそうです。
親が子どもを信じる。そうすると子どもは能力を発揮する。
まとめつつ、私も復習。
うちの場合はみにぐりがただ今4歳。我慢を育てるのが課題です。
というわけで我が家では今、お買い物の時の「買って、買って」を我慢させる作戦実行中ですが・・・・なかなか大変です(涙)
一番大事なのは「やる気」
全体を通して考えると、実は男の子育児において最も大事なのは「やる気をつぶさない」ことなのかもしれません。
うちの子どもたちの様子を見ていてもやはり、集中するにしても我慢するにしても、すべての根底に「何かに対するやる気」がもとになっている気がします。
本書のはじめに書かれていたのですが、「男の子は失敗させて学ばせる」のも、本人にやる気があってこそ失敗を学びにかえられるし、「できるだけ「ダメ」と言わない」もやる気を損なわないために親に必要な姿勢です。
そして「やる気」は1歳~しっかり育てること。「やる気」を育ててこそ、それに根差した集中力がそだち、自分でやろうという気持ち「自立心」が育つ・・・。
このステップは本当に理にかなっているのですね。
本書によると、子どもさんの年齢より前のところが育ってないなと感じたら少し前のステップから育ててあげてもいいそうです。でも、すでに8歳になっている長男にはどうなんだろう・・・^^;
また、本書は文章が具体的でわかりやすい上、キャッチーな文章で心に刺さりやすいです。
年齢ごとに書かれているステップもわかりやすいので、前回紹介した本と共におすすめしたい一冊です。
原坂さんの本で肩の荷を下ろして、竹内さんのこの本で具体的方策を学ぶ・・・という感覚ですかねw
コメント