私は今でこそ男女の子どもの母親となりましたが、末娘が産まれるまでは男の子きょうだいの母してました。
そんなころに男の子ママさん(特に男の子ばかりのきょうだいのママさん)たちと話をしていてできた法則(いや、すでにこういう法則があるのかもしれませんがお話していて「こうなんだろうね」と言っていた、ということで)。
幼児期の男の子の好きなものや遊びの分類
だいたいこんな感じでしょうか。
- 乗り物系(トミカ、プラレール)
- いきもの系(恐竜、昆虫など)
- 戦い系(仮面ライダー、戦隊もの)
- ブロック・積み木系(レゴなど)
複数に当てはまる子もいたりしますけどね。
そしてそのうち、年長ぐらいになればサッカーや野球をやり始める子も出てくるようです。
これでいけば、長男のぷちぐりは乗り物系オンリーな幼児でした。
次男のみにぐりは乗り物系&ブロック・積み木系です。
戦いごっこは男の子に大切な感覚が育つ
お母さん方の間でよく聞く悩み(愚痴?)が
「戦いごっこばっかりやって・・・乱暴な子にならないか心配」ということ。
突如、息子に戦いを挑まれて蹴られるなどと言う被害も聞きました(お気の毒に・・・)
我が家では二人とも戦い系には興味がないのでホッとしていましたが、先日図書館で借りた本を読んでいたらなんと!
戦いごっこには男の子に大切な、さまざまな感覚が育つのだそうです。
- 正義感をもつことがカッコイイと思うようになる
- 自由に憧れの人物になれるので「自分はやればできる」という自己有能感が育つ
- 仲間をいたわる優しさや、仲間と協力して悪者をやっつけよう!と言った感じでチームワークも育つ
と言った感じに。
さらに、戦いごっこをしているうちに手加減を覚えるようになるということもあります。
やりすぎると泣いたり怪我したりで遊びが続かなくなるので、やさしくたたくようになります。
手加減を覚えるまでは大人が上手にサポートするということをすれば、戦いごっこも大いにやらせたらいいようです。
そういえば戦い系に興味のない長男ぷちぐりも一時、戦い好きの友達と一緒に遊んでいたことがありました。
戦い系ヒーローの名前も知らないぷちぐりがどうやって遊んだのかなと思っていたら・・・
その時に一緒に遊んでいたお友達のお母さんに聞けば、
「ぷちぐりくんは車になって戦っていたよ」
とのこと。
車!?
なんじゃそりゃ?とは思いましたがそれを聞いて、「本人なりにみんなと一緒に遊べるよう考えたのだな」とちょっと嬉しくなったことを覚えています。
考えてみれば、男の子にとっての戦いごっこはコミュニケーションを学ぶ遊び、なのかもしれません。
女の子にとっておままごとがコミュニケーションを学ぶ遊びであると同様に。
そう考えるとむしろ、うちの息子たちも戦いごっこやってほしいなぁ。。。って思ったりして(でも私を怪獣扱いしないでね★怪獣役はパパよ、パパ★)
学級懇談会で見た、ある光景
ぷちぐりがまだ幼稚園の年長時の時、ある光景を見ました。
学級懇談会に参加していた時のこと。
私を含め、何人かのお母さん方は、未就園児の弟くんたちを連れていました。
もちろん話の邪魔をされてはたまらないので、暇つぶしのおもちゃをそれぞれ持参して。
ある男の子は恐竜にハマっていたらしく、恐竜のフィギュアで
「がおーーわおーーーシャギャーーーーーーン」って言いながら一人で遊んでいました。
また別の男の子はヒーローものが好きらしく、某戦隊もののフィギュアで
「やーーーー!とぉーーー!!」って言いながら一人で遊んでいました。
そのうちお互いのニーズが合うと気づいた二人。
次に私が気付いた時には二人で戦ってました。
さらに・・・
戦っている二人の周辺を、飛行機トミカをもってぐるぐる廻るみにぐり(←飛行機大好き)。
いつのまにやら子どもたちは、特撮ヒーローものの撮影現場を再現していました。
・・・円谷プロか、ここは・・・
・・・って我が家ではけっこうすべらない話として語り継いでいますが、今思えば、一人遊びから仲間との遊びに発展した瞬間だったのですね。
参考にした本は「男の子の育て方」
そして、こんないいことを教えてくれた本はこの本です。
心理学関係の方が書いた子育て本って、けっこうムッとしてしまうような読後感のものに当たることが多かったのですが、これは非常に参考になって、「ひょっとして子育てってもっと楽しくできるかも?」と思いそうになる本です。
2009年の本なのでけっこう前の本ですが、男の子ママ必読!と言いたいおすすめ本。
お勉強だけじゃない、生きる力とコミュニケーション力をしっかり身に着けることの大切さと、それを身に着けた魅力的な男の人に育てるにはどうしたらいいかについて書かれています。
・・・と、いうわけで、お互いけがをしない・させない程度に戦いごっこを楽しませましょう♪
ハタで見ていると、戦いごっこ中の子どもらの言動に意外な発見があるかも♪
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