小学2年の算数って、教科書をパラパラとみると、かなりバラエティに富んだ内容になっています。
算数と言うとつい、計算をメインに考えがちですが、よくよく考えたら図形や時計、水の量など生活に密着した数もしっかり内容に入っているんですよね。
小学2年の算数のカリキュラムは
小学2年の算数のカリキュラムをざっくり分けるとこんな感じになります(2014年現在)。
A:数と計算
・2ケタ、3ケタの足し算&引き算…ついに登場、ひっ算!
・1万までの数と簡単な計算
・かけ算九九…2学期後半から3学期はこれがメインと言っても過言ではありません。
B:量と測定
・長さの単位…cmやmm、mなど。物差しで長さを計ったり、○cm▲mmから■mmを足したり引いたりなどの計算が出てきます。
・水の単位…ml、dl、l(リットル)を計ったり、単位の計算も。
・時間について…1年生で少しやった時計の読み方をさらにじっくりやるという感じ。
午前・午後の概念も登場します。
C:図形
・三角形、四角形
・正方形・長方形・直角三角形・・・三角定規が必要になります。
・箱の形…そんなんやってたっけ?あまり記憶がありません^^;
D:数量関係
・加法と減法の相互関係…なんだっけこれ?たぶんひっ算の確かめ(検算)のことだと思いますが…。
・乗法の場面を式にあらわす…かけ算を使う場面を想定した文章題を出して、式に直させるという問題です。
・簡単な表とグラフ
ひっ算が苦手な子は20までの計算をやり直す
ぷちぐりが2年生の時、つまづきまくって大変だったのが、ひっ算と長さの単位計算。
1年の時に繰り上がり&繰り下がりでつまずいた子はご用心です。
特にひっ算は繰り上がり&繰り下がりがあやふやだと、計算するのが嫌になってしまいます。
お子さんがもし、こういう状態の場合は、少し戻って、20までの計算を練習するのがオススメです。
ぷちぐりもちょうど今ぐらいの時期に、1年で使っていた20までの計算のけいさんカードをやり直しました。
(それでもひっ算に関しては苦手意識が残っていますが…)
また、長さの計算も繰り上がり&繰り下がりの応用です。
10cm5mm-9mm=
という計算の場合、
1)1cm=10mmを借りてきて計算するか、
2)いっそmmに置き換えてしまうか
の方法がありますが、ぷちぐりは2)の方法がわかりやすかったようです。
なので、
105mm-9mm
と置き換えて普通に繰り下がりのある引き算として計算してしまいます。
そのほうがスムーズな気もしますね(^^)
かけ算はまるで2年算数のメインディッシュのように言われがちですが、正直、九九を覚えて、計算の際に活用できるようになればそれほど怖くありません。
親も九九については「九九の表」を部屋やお風呂に貼ったり、それを見ながら一緒に読んでみたりと、つきあいやすいんですよね。
むしろ暗記モノが得意な文系タイプの子は、かけ算はとっつきやすいのではないでしょうか。
水の単位に悩みました
実は私…宿題を見てあげるのに一番困ったのは、水の単位でした。
料理の際、調味料を計ったりするのに使う単位は…ml(ミリリットル)。
大きなペットボトルの単位について話す時は…リットル。
デシリットルって日常生活で使う機会がないんですよね~。
なもんで、宿題を見てあげるとき悩みました。
ぷちぐりに教えてもらったり、算数の教科書を探したりして(*^^*)なんとか乗り切りましたが。
ちなみにデシリットルは
・100ミリリットル=1デシリットル
・10デシリットル=1リットル
です。復習~~~~。
2年生の算数は、けっこうバラエティに富んでいる気がします。
いや、実際は学年があがったらもっといろいろあって、2年生だけが特別ではないのかもしれませんが…。
それだけに、特定の分野が得意な子はけっこう挽回できるんじゃないかと思います。
いえ、小学生の学習内容はまんべんなくできないといけないのですけどね^^;
現在3年生のぷちぐりは今、コンパスを使って頑張っております。
時々、学校にコンパスを忘れてきて「げ!宿題でけへん!!」って言ってますのでお家用のコンパスを用意しておこうかと思ってます。
余談
その1。ぷちぐりがかけ算を学んだ際の宿題プリントにて。
一応、正答は「かけ算」なんですが…。
先生もうっかり○をつけているのに私もつい、笑ってしまいました。
その2。時計の読み方を本格的に習います。この絵本がオススメです。
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