ミニラグビー(小学生ラグビー)とラグビーの違い

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小学生のお子さんがラグビーを始めるにあたって気になるのが

小学生ラグビー

「大人のラグビーと小学生のラグビーってどう違うの?」

というところではないでしょうか。

ここでは、小学生のラグビーについて解説します。

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大人ラグビーと小学生ラグビーここが違う

区別するために「ミニラグビー」と呼んでいます。

1チームの競技人数が違う

ラグビーは基本、15人で行いますが、年齢によって競技人数が違います。

8歳以下・・・5人(フォワード1人、バックス4人)

10歳以下・・・7人(フォワード3人、バックス4人)

12歳以下・・・9人(フォワード3人、バックス6人)

となっています。

子どもたちが教わったラグビークラブでは、8歳以下のチームでは特にポジションを決めておらず、全員でボールを追ってプレーしています。

にゃんこ
にゃんこ

トライする楽しみを子どもたちみんなに知ってもらおうということからだと思います。

現在はラグビー・フットボール協会では、8歳以下はタグ・ラグビーで試合をします。

>>タグ・ラグビーとは

10歳以下(小学3~4年)でバックスとフォワード、スクラムハーフ(バックスに含まれています)程度のポジション分けをします。

が・・・フォワードに当たった子はバックスの子に比べてボールを触る機会が少なくなるので、ボールを触りたい子はバックスを希望することが多いです。

それでも、体格のいい子は有無を言わさずフォワードに振り分けられることも少なくないですが・・・

タックルが好きな子はフォワードのプレイも楽しいと感じられるようです。

12歳以下(小学5~6年)になるとさらにポジションは細かく分かれるようになり、フォワードの中からフッカーが一人、バックスの中でスクラムハーフ、スタンドオフ、センター、ウィングと分けられます。

バックスの人数が増えるので、5年生に上がる段階でフォワードだった子がバックスに代わることもあります(大体、センターに代わることが多いです)。

センターかウィングのどちらかから一人、フルバックの役割もこなします。

試合時間が違う

試合時間も全然違います。子どもたちの体力に合わせて時間が決まっています。

8歳以下・・・前後半10分ハーフ以内

10歳以下・・・前後半15分ハーフ以内

12歳以下・・・前後半20分ハーフ以内

この範囲内で、試合の組み方も考慮されたうえで試合時間が決まります。

とはいえ実際は、前後半20分ハーフで試合をしたことは子どもたちのチームではなかったように思います。

にゃんこ
にゃんこ

全国レベルになるとそうなのかな?

長くて15分ハーフの時があったぐらいですかね~

フィールドの大きさが違う

大人が行うラグビーのフィールドの大きさは94m~100m×68m~70m

でも、小学生はそんな距離、走れませんよね。

というわけでフィールドの大きさは以下の通り。

8歳以下・・・20m×14m以内、インゴール2m以内

10歳以下・・・60m×35m以内、インゴール5m以内

12歳以下・・・60m×40m以内、インゴール5m以内

ボールの大きさが違う

小学4年生までは3号球(縦66~68センチ、横48.5~50.5センチ)
※3・4年生は4号球でもOK

5,6年生は4号球(縦68.5~70.5センチ、横51~53センチ)

となっています。

ルールの微妙な違い

ミニラグビーは、大人のラグビーに比べてルールが簡単になっています。

トライについて

Hポールがありません。

(小学5・6年生の試合で全国大会ではHポールを使用しますが)

トライ後のコンバ―ションキックのルールがないから必要がないということでしょうか。

全国大会での試合ではコンバーションキックがあるというルールで行われることもあるようです。

また、トライ1本につき1点と数えています。

ただし、ラグビーフットボール協会規程のルールの場合は1トライ5点を計上します。

ペナルティについて

ペナルティキックというルールもありません。

ペナルティの際にはペナルティを犯さなかったチームがタップキックという、ボールを地面に置き、手を使わず足だけでボールに明確に触れる(別名ちょん蹴り、ちょっと蹴るポーズをしてプレー再開するのでそう呼んでいます)というプレーで再開します。

にゃんこ
にゃんこ

お恥ずかしい話ですが、うちの次男、ちょんげりの意味が分からず、蹴っ飛ばして相手にボールを渡してしまい、トライを取られたことがあります。チームメイトのみんな、ごめん・・・

ラインアウトについて

キャリー(FW2人が一人を持ち上げてボールを獲る)はありません。

3・4年生はボールの競い合いもなしで、投入側が必ずボールを獲り、ハーフバックにボールをパスしなくてはなりません。

5・6年生は1チーム2人、ラインに並ぶプレーヤーを出します。

どちらが有利などもないので、ラインアウトの際に使用できるサインをあらかじめ決めて、自チームに有利になるようにプレーすることが多いです。

スクラムについて

大人ラグビーのように8人がっつりスクラムを組むということはありません。当然小学生ではまだ危険です。

FW3人が肩を組んで並びます。その際、フッカーが真ん中。

反則をしていないチームのスクラムハーフがスクラム内にボールを投入し、同チームのフッカーが足でボールをかき出し、スクラムハーフがボールを獲って他プレーヤーにボールを回してプレー再開になります。

本格的な大人ラグビーに比べ、小学生ラグビーはルールも簡単です。

いきなり本格的なラグビーのルールは覚えづらいという方は、小学生のラグビーの試合を見てみるのもいいかもしれません。そのほうがルールを理解しやすいですよ。

そういう意味では、お子さんが小学生の段階でラグビーを始めてくれてよかったかもしれません。

にゃんこ
にゃんこ

なんて言っている私もまだ、よくわかっていないところも少なくなく、ラグビーフットボール協会のサイトに掲載されているルールを見て、目からうろこだったこと多数。

詳しくはルールを読んでもらうのがいいかも。

>>小学生ラグビールール(平成30年4月1日より・PDF形式)

投稿者プロフィール

にゃんこ
高2長男、中2次男、小6末娘の3人の母。
パートとライティング、ブログ運営の3足のわらじを履いてます。

長男(FW)は小学3年から、次男(SH)は幼稚園年長からラグビーを始めました。
私自身はまったくのスポーツ音痴なので、小学生時代からのラグビーファンの夫と、長男次男、ママ友たちに教えてもらいながらラグビーを楽しんでいます。
「子どもがラグビー始めたけれど、私はラグビーなんにもわかんないよ~」な親御さんたちの力になれると幸いです。

◆当メディアはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

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