発達障害当事者を知ることができる本5選

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ねころび

先日、自身がADD(注意欠陥型障害)であることを公表したモデル・栗原類さんが、2016年10月に「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」という著書を出版することを発表されました。

>>栗原類 書籍発売決定!|栗原類オフィシャルブログ

タイトルからわかるとおり、発達障害のご自身の幼少期のことから、大人になった現在までに、世の中とどう向き合ってきたかを書いた本になるようです。

発売は10月13日ごろで、9月下旬より予約開始とのことなので、私もぜひぜひチェックしたいと思っているところです。

発達障害の本の出版って最近多い?

最近、このように、大人の発達障害の方が自身の特性に悩みつつ、その特性とどう向き合い、上手く付き合うように工夫してきたかという本が相次いで出版されています。

私も見つけ次第、読んでまわって忙しい忙しいw

こういう本がたくさん出版されてきている背景には、発達障害という言葉がメジャーになってきたこと、大人になってから発達障害に気づく人が増えてきていること、子どもの発達障害も早期に発見されることが増え、受け皿も増えてきたこと・・・なのかなぁと思います。

それだけに誤解や偏見も多いですけどね・・・。Yahoo知恵袋で「発達障害」を検索して出てくるQ&Aを見ると泣きそうになります。

私も発達障害の子どもの子育てをしている中、「ひょっとしたら自分も発達障害だったのでは?」と思うことが少なくありません。

遺伝というと大げさですが、脳のクセは親子で似るようです。

また、子どもの将来を考える時のイメージ作りにもこの手の本は役立ちそうな気がします。

・・・と、話が長くなりました。

メジャーな本が多いかとは思いますが、発達障害当事者の本をセレクトします。

発達障害当事者の本5選

発達障害の自分の育て方

図書館で予約待ちしてやっと借りたけど多忙で読む暇なくて結局、楽天Koboで買いました。今少しずつ読書中・・・ですが、当事者本としてはイチオシ本になりそうな気配です。

2005年から障害者への支援対象者に発達障害の人も対象になり、障害者枠での就職も可能にはなったけれど、収入などいろんな面で、そう一筋縄にはいかない現状があります。そのあたりも率直に書いてくれているのが非常にありがたいです。

当事者&当事者疑い&その周りの方々にぜひお勧めなのが後半の、ストレス対策や天職の探し方など、実践的なことが描かれている章。

メンタルな面の話だけでなく、栄養面や社会的な面についても言及してくれているのも参考になります。

Amazonレビューには「(症状が)軽いからできたんだ」的な事を書かれていた人がいましたが、そもそも軽い(という言い方が適当なのかわかりませんが)人向けに参考になる本が今までほとんどなかったじゃないの、と言いたいです。今までの発達障害関係の本(当事者本に限らず)を読んでも今まであまりピンとこないなぁと思った人にお勧めです。

アスペルガーですが、妻で母で社長です

図書館で偶然見つけて、これもまだ読書中です。

最近の本かと思っていたのですが初版が2011年。5年も前にこんな本を書かれていた人がいたのかと驚き、少しうれしくなりました。

3章の「アスペルガーでも生きやすくなる30のルール」は是非参考にしたいです。

著者のアズ直子さんの他の著書もあるようですね。
>アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。

ぼくが発達障害だからできたこと

「いま、会いにいきます」の著者の方ですね。この人もか、と正直驚きました。

Amazonの内容紹介を見ると、「ちょっと鼻につくなぁ。逆に当事者じゃない人が読んだらイラッとするのでは?」と思わなくもないのですが、「なくした自信を取り戻すのに役立てば幸いです」とあるので、中身はそんなに鼻につく内容ではないかもしれません。

これは未読なので、Koboで購入検討中です。

生きづらいと思ったら親子で発達障害でした

視覚優位型の人(ビジュアルのほうが指示や内容が頭に入りやすい人)にはコミックのほうが読みやすいかもしれません。

これ、私が今一番読みたいマンガです。

本人の事&子どものことも含め、共感できそうな期待をしています。

発達障害関係の仕事をしている人にも参考になると、レビューにもあるので、専門職の方にも(私まだ未読ですが)おすすめできるかもしれません。

アスペルガーとして楽しく生きる

今回Amazon巡りしていたら発見。

アスペルガーが改善って、あまり気軽に書かれてもなぁ・・・と思ったりもしますが、本人なりにいろいろ試してみた結果、改善したことが書かれているならぜひチェックしてみたいところです。

 

以上5冊、ピックアップしてみました。

実はこれらの、「私はこうやって乗り切ってきた」的な手記は、当事者でなくても意外と参考になるかもしれません。

発達障害じゃなくても、「ちょっと世の中しんどいな」と思った時に読んでみてもいいかも。

また、発達障害児のお父さんお母さんにはぜひぜひおすすめしたいです。これからのお子さんの生きづらさを軽減するアドバイスの参考にできるのではないかと思います。

ABA(応用行動分析)について

「あさイチ」で特集していたABAについて詳しいページがあったのでついでにリンクします。

ABAについてはいつか記事にしたいと思っているいのですが、こんな分かりやすい記事があったので、じっくり勉強させていただきます。

>>発達障害の療育のベース「応用行動分析学(ABA)」とは?ABA療育の効果や実例、利用方法まとめ|LITAKICO発達ナビ

 

管理人プロフィール

にゃんこ
2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。

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