これから新しい命を迎える方に、死の話をするのは気がひけるのですが…。
人の死は待ったなしです(涙)
「出産まで待って!」と言っても無理(そりゃそうだ)
なので、妊娠中にお通夜やお葬式に出なければならないこともあります。
待っているわけではないのですが、こういったことは急なことになるのであわてなくていいように、前もって無理のない範囲でそろえておきましょう。
あ、そうそう、妊娠中に親族の間で法事が予定されている方も是非参考にしてくださいね。
そろえておきたい【1】マタニティフォーマルまたは黒ワンピ
最近は随分種類が増えて探しやすくなってきましたね。
私が最初にマタニティのサイトを開設した2005年頃は、マタニティのブラックフォーマルを探すのに苦労しました。
今はお悔やみだけでなくさまざまなシーンで妊娠中でもフォーマルを着る機会があるので、ニーズがあるのだと思います。
でも、買ったとしても着る機会は1~2回程度の可能性もあります。
そうなるともったいないので、フォーマルっぽく見えるマタニティワンピを探すか、マタニティ兼用授乳服フォーマルを探すという方法があります。
授乳服とマタニティ服のMilk tea(ミルクティー)というショップのマタニティ兼用授乳服フォーマル。
産後は授乳服として活躍しますので、お宮参りなどに着るのもOKです。
授乳服とマタニティウェアの【スウィートマミー】もおすすめ。
スウィートマミーはサイト開設当初から唯一、マタニティフォーマルを豊富に用意していたサイトとして長年チェックしていました。
そろえておきたい【2】黒いローヒールパンプス
フォーマルを着るなら黒パンプスだって必要になりますよね。
でも、妊娠前にふつうにはいていたパンプスで大丈夫?
3cm程度のヒールならそのまま流用も可能と思われますが、それより高いヒールしかなかったら、早々に準備しておきましょう。
靴は産後も十分使えるので、この時にこだわりの、いいパンプスを買うのもアリです。
そのうち子連れでフォーマルを着る機会も増えてきますし、そうなると高いヒールなんて履いてられなくなるということもあるので、今奮発しても損にはならないと思います。
ですが、足のむくみがひどくてこれまでのパンプスが入らないという理由なら、今、履けるサイズの安いパンプスでもいいと思います。
そろえておきたい【3】マタニティ用黒パンスト
黒パンストこそ本当に必須かもしれません。
お腹が大きくなってきたら当然いつものパンストなんて入りません。
お腹の下にまた上がずり落ちてきて気持ち悪いし圧迫感で辛いし。
パンストにかかる負荷が限界に達したら股部分から破れるという悲喜劇も待っているかもしれません。
また、急に破れてもそこらへんのコンビニで替えを買うなんてこともできないです。
特にお仕事をされている方は通勤用にもパンストって必要になりますのでね。
普段から少し多めに準備しておき、その中に黒のラインナップも入れてあげてください。
安くたくさん買っておくならアカチャンホンポや西松屋が便利。
そもそもお葬式って出席しないほうがいい?
そもそも、マタニティのお葬式OKなブラックフォーマルをあまり見かけなかったのは、
という傾向があるせいもあったのかもしれません。
確かに昔から、「妊婦はお葬式に参列してはいけない」とか言われていますが、もともとは、妊婦が深い悲しみを受けるとおなかの赤ちゃんに影響するのを心配してできた風習です。
とはいえ、このご時世、働いている妊婦は当たり前という時代です。
働いていたら親類だけじゃなく、仕事の付き合いも増えてきますし、そういった方の葬儀に出ることがあっても全然おかしくないので、こういう風習はいかがなものかと思いますが^^;
いろんな考えが拮抗する世の中、ものは考えようで、要は妊婦さん次第かなとも思います。
何がなんでも出席しないほうがいいというわけでもなく、かといってどうしても参列しないと後悔するぐらいの親しい間柄の方のお葬式や、近しい親族の方でない限りは参列を控えてもかまわないのでは。
どなたのお葬式かや、体調を考慮して出席するかどうかを考えるといいのではないかと思います。
私が個人的にベターだと思うのは、お通夜だけの出席ですますこと。
記帳とお焼香だけで失礼しても差し支えなく、マタニティの喪服がない場合でも黒っぽい普段用のマタニティで出席しても失礼に当たらず恥ずかしくないからです。
出席した場合は
最近はベルコなどの葬儀屋さんで済ますケースも多いので、座敷に座りっぱなしになったり、厨房でお手伝いをしたりなどの機会もほとんどないので、気にすることはないと思いますが、途中で気分が悪くなったり、立っているのがつらくなった時は我慢せず退出する勇気を持ってください。
よろしければ過去に書いた記事も参考にしてください。
お葬式関係のマナーについて書いています。
あと、上の参考記事にも書いているのですが、妊婦さんはお腹に小さな鏡をお腹に入れておく(鏡面を外側に向けて腹帯などにはさむ)と邪気を跳ね返してくれるというそうですよ。
迷信ですが、もし何かあった時に気にする性格の方は気休めにでも試してみてはいかがでしょうか。
月並みな紹介ではありますが、揃えておきたい3つを取り上げました。
あとはこれにお悔やみごと必須セット(ふく紗、数珠、白ハンカチ)があれば大丈夫。
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