ふたりめ出産体験記(予定帝王切開・1月出産)

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次男を出産した時のことを記録しておきます。

次男みにぐり
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出産は1月。一人目の子を緊急帝王切開で出産したため、もれなく二人目の子も帝王切開で出産することに。

今回は予定帝王切開ということで、前日に入院し、当日のお産に備えることになりました。

入院一日め…暇です(2009/1/15)

産院到着

帝王切開予定日である前日の午後2時半に産院に入り、入院しました。

前回(長男ぷちぐりの時)は緊急帝王切開だったので最低限の処置しかしなかったのですが、今回は予定帝王切開なので、きっちりしっかり必要な前処置と検査がありました。

最初に心電図、入院診察にお決まりの血圧測定、イヤン恥ずかしい・・・なてい毛を分娩室兼処置室で済ませ、病室でNSTを行ないました。

待ちくたびれた夫と長男ぷちぐりはここで退散。この日からしばらく夫とぷちぐりは、夫の実家に寝泊りさせていただくことになっています。

ぷちぐりが「ママも一緒にじいちゃんとこ行こう」と言うのが多少つらい。

「ママはもう(手術着に)お着替えしちゃったから、お外に出れないよ」と言ったら

「着替えて行こう」なんて言われてしまいました。ごめんよぷちぐり…

一日目の夜

その後ゆっくりして夕食。普通食はこれが最後(涙)

画像撮り忘れた^^;

夜10時以降絶食ですしかも食事の後が暇で暇で…。テレビも二人部屋は1台しかないので、テレビ観るのも気を使ってしまうし…

幸い同室の産婦さんが話しやすい方だったので、いろいろ話して気が紛れましたが…。

帝王切開まで。。。(2009/1/16)

午前中にやったこといろいろ

いよいよ赤ちゃんにご対面の日となりました。

朝から浣腸。もともと私は便秘しにくくどっちかというと下痢体質なので即効。すぐトイレに駆け込む。

その後シャワーを浴びました。

この日の朝を逃すと、三日後になる19日までシャワーが浴びれないのです

しかもこれだって傷が順調に回復していたらの話で、治りが悪かったら19日になってもシャワー禁かもしれない。

なので、念入りに身体を洗い、髪を洗う。

このとき、妊娠中に美容院で髪を短く切っておけばよかったと後悔。洗うのも乾かすのも時間がかかる^^;

シャワー後、点滴。

これからほぼ丸一日、点滴を挿しっぱなしになるので、肘のウラではなく手首に針を刺して点滴をしました。

そして今日は一日絶食(涙)この点滴が私の栄養になるのです。

でも不思議と、点滴のおかげかさほど空腹がつらくない。

点滴の合間に看護師さん(助産師さん?)が今日の行程を説明してくれました。

13時ごろ手術室に自分で入り、室内でさまざまな機械をつけたり、処置や麻酔などをします。

13時半ごろ、先生が現れたら手術開始14時前後には赤ちゃんに会えます、とのことでした。

その調子で行けば、手術室内ですることがすべて終わって部屋を出れるのが14時半過ぎ になりそうと言うことでした。

行程が分かると安心する一方、その時間が近づいてくると緊張感が増してきます。ぞぞぞ。

いやいやいや、赤ちゃんに会えるんだと思おう。

出産直前のお昼頃

そうこうしているうちにお昼になり、母や夫、息子に義父母が来てくれました。

ほっとする一方、手術時間が刻々と近づいてくるのが分かる。ぞぞぞ。

いやいやいや、赤ちゃんに会えるんだと思おう。

13時前。私の担当看護師さんが呼びに来ました。

手術室に向かいます。

帝王切開一部始終。。。(2009/1/16)

術前処置いろいろ

13時過ぎ、手術室に入りました。

全裸になって手術台に寝ころび、心電図・酸素濃度を測定する機械・NST・血圧や脈拍を測る機械を装着し、私のイヤーなバルンカテーテルの挿入(導尿)をしました。

このカテーテル、明日の昼頃まで挿したままなんよなぁ…いやだなぁ…

ふと横を向くと、手術着を着た大柄なおっちゃんが手を洗っている。げ!先生もう到着したのか…

いやいやいや、まもなく赤ちゃんに会えるのでうれしいと思おう。

局所麻酔から

まずは麻酔エビのポーズを取って腰に麻酔をします。

全身麻酔ではなく、局所麻酔。手術中ははっきり意識があります

私の場合、喘息があるので全身麻酔を選択することはできないのです。
念のため、手術室にメプチン吸入薬とホクナリンテープを持参しました

麻酔が効いてくると、下半身が熱くなってきます。そうなると麻酔が効いていたということで、本格的に手術開始…なのですが、気持ち悪い。

しかも緊張感MAXで、かなり頻脈になっていたため、執刀はちょっと待った状態に。

助産師さん(先生の奥さん)に「深呼吸してー」と言われ、何度か深呼吸したら落ち着いたので、執刀開始。

執刀開始

・・・が。

2回目以降の帝王切開の場合、前回の傷部分に沿って執刀するのが常

私の場合、前回の傷の治りがやたらよかったので、傷口がすごくきれいでした(⇒【妊娠体験記】二人目妊娠9ヶ月め~当日のダンドリを決めていく)。

【妊娠体験記】二人目妊娠9ヶ月め~当日のダンドリを決めていく
赤ちゃんの服を準備して、お産入院日を決めました。今回は赤ちゃんが大きいようなので少し早目のお産になりそう。

先生は執刀前、前回妊娠時の妊娠線らしきものと見比べて「どっちやったかなぁ」なんて言い出す。ま、冗談だったようですが(笑)

そして先生は、慎重に傷口を開きました。

いくら麻酔をしているといえど、なんとなく痛みが…といっても、真新しい紙で指先を切ったような痛み程度にしか感じませんでしたが。

その後、お腹が引っ張られるような感覚が。この感覚が現れたら赤ちゃんとの対面はもうすぐのはず

苦しいながらも深呼吸しつつじっと待つ私。

13:50・・・みにぐり誕生♪

そして13時50分。

みにぐりですこんにちは

んぎゃーーーーという元気な泣き声。

おめでとうございます。

私は顔がほころびました。手術中しんどくても、赤ちゃんが生まれるとうれしくてつい。

「やっぱり男の子?」と念のため聞いてみると。

先生「あれ、どっちやったっけ」

おい(-_-メ)

赤ちゃんを拭いたり処置してくれる助産師さんが「かわいいのがちょこんとついてるよ

ということで。

元気な男の子が生まれました(^^)

しかし。。。この赤ちゃんやたら元気。

んぎゃーーーという元気な泣き声が、沐浴などの赤ちゃんの処置をしてくれる別室に連れて行かれてもなお、よく聞こえてきました。

処置後、お顔を見せてくれました。

長男のぷちぐりによく似ている。

私は思わず
「いらっしゃーーーい♪」

生まれた後は・・・縫合

その後、縫合。この間がやたら長く感じる。

手術終了後、からだがむずむずして気持ち悪い。ああ、身体動かしたい。寝返り打ちたいーーー

手術のあと(2009/1/16~17)

手術室を出る

手術後、ストレッチャーでお部屋に戻ってきました。

「ムズムズする~」「寝返り打ちたいーーー」と騒いだ私。。。ですが、さすがに手術後つかれたので、

家族が帰ったあと、爆睡。

赤ちゃんをだっこ~初乳

夕方、助産師さんが赤ちゃんをベッドサイドまで連れてきてくださいました。

手術中はゆっくり顔が見れなかったのでうれしい。

初乳を飲ませてみました。右チチからはわりと飲んでくれましたが。左チチはちょっと飲みにくそう。

でも、これで免疫力はたっぷりついたのだと思うと安心。しばらくは風邪知らず・・・かも(^^)

エコノミー症候群防止対策

お部屋のベッドに寝たあと、エコノミー症候群防止のために両足にマッサージ器を装着し、麻酔が切れて足が自分の意思で動かせるようになるまでは絶えずスイッチをONにして機械を動かすよう言われました。

エコノミー症候群って?
手術のあと、麻酔が効いていて身体が動かせないと血の循環が悪くなり、血栓という血の塊が出来やすくなります。
仮に血栓ができてしまった場合、それが血管の中を流れて肺に到達すると呼吸困難を起こしたり、最悪死亡することもあります。
特に妊産婦はホルモンの関係上、血栓ができやすくなっているということも長男妊娠時に主治医の先生から聞いたことがあります。

さらに詳しい話はエコノミー症候群(静脈血栓塞栓症)について:Wikipediaをどうぞ。

でも学術的な話が満載で、けっこう読むのがしんどい…^^;

そして今回の麻酔は前回に比べて抜けるのが早く、当日の夜にはすでに足先が動くようになりました。

そして夜中には足が動くように。

実は夜中、マッサージ器のコントローラーをベッドから落としてしまい、焦りましたが、その時すでに足が動くようになっていたのでそのままほっときました。

その後はなるべく布団の中で足を動かすようにしてエコノミー症候群防止に努めました。

麻酔が抜ける

麻酔が切れるのが早かったので、これはもう歩けるのでは?と思い、その夜当直の看護師さんに

「もう麻酔抜けました!もう歩いていい?」と言ったら

「とんでもない!まだまだ(爆)」

よく考えたら、子宮回復&傷の修復を兼ねてお腹の上に昔のアイスノンみたいな重しが手術用ベルトの中にはさまれていたので、これがはずせるようになるまでは歩くのは無理だったんですね^^;どんだけ動きたかってん、私^^;

今思えば…恥ずかしい…

でも…はやく尿道のカテーテルはずしたかったんだもん。

そのやり取りのあと、その看護師さんに

「じゃあ、明日の朝早くにはカテーテル抜いてもらうように朝の人に申し送っとくわ。ついでに『ものすごい元気な産婦さんや』とも言っとくわ(笑)」と言われました(^^;)

やっぱりツライ後陣痛

・・・とまぁ、ここまで読んだら単純に元気な産婦と思われそうですが。

実はけっこうつらかったんです。後陣痛が。

今回、37週に入ってすぐの手術→出産だったので、本番の陣痛を経験せぬままお産になった&二人目の出産ということもあり、後陣痛がけっこうキツイ

後陣痛は経産婦のほうがキツイといわれます(個人差はあるかもしれません)

その上、手術の傷も痛い。

というわけで5時間おきぐらいに痛み止めの注射を打ってもらってましたが、この注射がもひとつ痛い。

イタイ後陣痛をやわらげるために、さらにイタイ痛み止めを打たなければならなかったのがつらかった(涙)

まとめ~出産を経て

手術後のひと晩はこんな感じで過ごしました。

まぁでも、一人目の時の手術後の夜に比べたら、今回は早く麻酔が抜けた分、少しはラクだったかもしれません。(とりあえずそう思っておこう)

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