この冬休み、我が家の小学生兄弟はついに、くもん以外の塾デビューしました。
冬期講習を受講したのです。
冬期講習で塾体験
今回受講したのは
- 長男ぷちぐり⇒個別指導のゼミとパズルで算数を学ぶ教室
- 次男みにぐり⇒お兄ちゃんと一緒にパズルの教室
です。
たった4日間でしたが、いろんな意味でありがたかった講習でした。
冬期講習を受講したメリット
我が家では中学受験の予定はないので、小学生で冬休みに学習塾の講習を受けるという発想はなかったのですが、メリットはありました。
塾は、子供に勉強を教えてもらう以外にもいいことがあったのです。
1. 親・担任の先生以外の人に勉強を見てもらえる
小学生になると、学校の宿題や通信教材、書店などで購入したドリルをさせたりなどの、学校以外での子どもの学習は基本、親が見るということになります。
ところが子どもが中~高学年になってくると、宿題のプリントをまず見せようとしない、間違いだらけを指摘しても耳を貸さない、教えようとすると怒るなど、親を介入させないようになってくることも(我が家がまさにそうです)。
こうなると外部委託するほうがうまくいくみたいで、親以外の第三者の大人にみてもらうと驚くほど素直に取り組むようになりました。
宿題と名のつくものは大嫌いなはずの長男が、塾の宿題にはしっかり取り組むようになりました。
それだけでなく、塾の宿題で学校の宿題が取り組みにくくなるのを自分なりに危惧したみたいで、学校の宿題も最終日前に無事終わらせてしまいました。
いつもならギリギリ最終日まで引っ張るのに。
また、違う目で子どもを見てもらうと違う発見があります。それについては後述。
2. やっぱりプロ。教え方がうまい
長男は4年生になって、割り算のひっ算でつまずいてしまいました。
宿題のプリントを見ている中で私も気になっていたのですが、わかっていないのか?集中して取り組んでいないので単純ミスを繰り返しているのか?・・・見極める前に隠されてしまうのでどっちかわからんまま冬期講習へ。
個別指導の先生曰く、やっぱりわかっていなかったとのこと。。。
問題目の前にして、固まっていたらしい・・・^^;
ま、そんな状況だったので、基礎からていねいに教えていただき、今は何とかクリアできました。
本人も「これで割り算できるようになったー」と少し喜んでいました。
3. 親に気づきを与えてくれました
塾に限らず(うちの場合は末娘が通っている発達支援の療育も含みます)外部のサービスは、家庭のシチュエーションでは見つけきれない問題点をプロの目で発見してくれ、フィードバックしてくれるところが一番の利点だと思います。
算数については
- かけ算を完璧にできるようになること(九九だけでは不十分で、2ケタ×1ケタのかけ算の答えもある程度即答に近いぐらいに出せるようにならないと、2ケタ以上の割り算のひっ算を解くのはしんどいそうです)
- 文章題は意外と理解が早く、式を立てることはできた。
国語については
- 漢字の全体像をとらえるのが難しいみたい。(パズル問題の時にもそれをにおわせるような解き方だったと聞きました。逆に次男は全体をとらえる見方が超得意だったようです)
- 文章題はそれなりにできている。
なんか私の子ども時代と似ているかも・・・なんて思ったりもしましたが(^^;)
特に漢字について指摘されたことは私も以前から気になっていたことだったので、指摘されてみて「ああやっぱりそうか」と思いました。
漢字の練習については自宅でどう練習させるか、学校の宿題に取り組む時も含めて作戦を練ろうと思っています。
算数はひたすら計算練習・・・ですね。いっそ家族で、かけ算版の100ます計算大会でもやって、親に勝ったらボーナス!でもやってみるか(笑)
あとは集中力の問題・・・もあるようで^^;
なかなか集中が続かないのも悩みの種。
・・・とこんな感じでフィードバックしてくださいました。ありがたいです。
ただ、今回は個別指導だったからきめ細かく聞くことができたけど、集団授業だったりするとその辺が難しいことがありますね。
預けっぱなしはお金をドブに捨てるのと同じ
塾を利用するなら、塾の先生との情報交換は密にするほうがいいようです。
例えばもし、塾の連絡ノートなどがあれば
- 「ここができていない」
- 「学校でこういう指摘があった」
- 「新しい単元を学校で習ったけれど、ここの理解が難しいみたい」
などをなるべく先生に伝えるようにするのがいいかもしれません。
うるさいと思われない程度に親が、塾の先生と仲良くなってお子さんの塾での様子などをいろいろ聞きだせるようになれると一番いいのかな。
塾はただ、行かせておけば成績がよくなるというわけではないということが今回よくわかりました。
ただ行かせておくだけでは、お金をドブに捨てるのと一緒。
学校や家庭では見せない塾での様子をフィードバックしてもらい、子どもにとってどうすれば理解ができるのか、探る手がかりを頂くことが大事だと思ったところです。
言い忘れてましたが次男は、大好きなパズルで遊べてゴキゲンで4回の講習を終えました。
管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高3男子・2009年1月生まれ中3男子・2011年1月生まれ中1女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)、その前は精神病院でPSWをしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
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