子どもの言葉の遅れが気になった時にやったこと【1】みにぐり編

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近年、言葉の遅れが気になる子供が増えているそうです。

うちの子どもたちも次男と末娘の言葉が遅いようです。

二人とも2歳過ぎの時点で、市の保健センターに相談し、現在フォローを受けています。

今回は次男みにぐり(5歳)の話を書きます。

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みにぐりの幼稚園入園前までの様子

みにぐりは現在幼稚園年少です。うちの園は2年保育なので一般的には年中にあたります。

言葉の遅れが気になったのは2歳すぎでした。

長男ぷちぐりの時も1歳半健診で言葉の遅さを指摘され、心配したのですが、彼は2歳の誕生日を迎えたころぐらいから爆発的に言葉が増えて、2語文から一気に4語文までしゃべりだしました。

そんなこともあったので、2歳過ぎで2語文がでない、発する単語が少ない状況の場合は念のため相談しようと思っていたのです。
相談が遅くなればなるほど、差が開くのが怖かったんです。

ちょうど末娘まめにゃんの体重の増えが悪かったので、保健センターに相談に行ったついでにみにぐりの言葉の相談をしました。

発達検査1回目・2歳半ごろ

その時に相談したのは「単語は少しずつ出てくるんですが、2語文に発展しない」という内容でした。

頂いたアドバイスは

「名詞だけで話をしないで、動詞を意識して話してあげてください」

とのこと。

「いす!」だけではなく「椅子に座ってね」と話すようにしてくださいとのことでした。

そもそも、動詞の意味や使い方がわからないと、2語文に発展することはないのだそうです。

まずは家族でなるべく動詞をつけて話すように努めました。

そのうち2語文かなと思えるような言葉も出だしました。

発達検査2回目・3歳3か月ごろ

2回目の検査までに、大きく環境が変わりました。家を購入し、今の家に引っ越したのです。

引っ越しを機に、これまで引っ越し準備などでなかなかできなかった、寝る前の絵本の読み聞かせを習慣にしました。

また、近所に同級生や年の近い友達もでき、毎日のように外遊びをするようになりました。

そんな状況での2回目検査は割といい感じでした。
ただ、やはり2語文がたまにしか出ないこと、発語が不明瞭で何を言っているかわからないこと、まだ会話にならないこと、言い出したらしつこく、聞き訳がないことが気になったのでそんな話をしました。

そこで言われた話。

保健肆さん
保健肆さん

言葉の発達は単純に言葉の訓練をすればいいというものではなく、五感などの感覚を育てるということも大事。
身体を動かして遊ぶことも大事。
みにぐりくんは体を動かすのが好きそうなので、少し前から通い始めた体操教室なんか、いいと思いますよ。ぜひ続けてあげてください。

それ以来、当日参加型の親子体操教室に1カ月2回程度、参加することにしました。

また、市の保健センター主催の適応訓練の教室にも参加するようになりました。(3歳6か月を迎えるまでは月1回、過ぎて入園するまでは月2回)

適応訓練を受け始めました

この適応訓練の教室はこんな感じで行われていました。

9:30~10:00 自由遊び。みにぐりはほぼ毎回ブロックで遊んでました。
10:00~11:00 リズム遊びと簡単な親子体操。
はさみやお箸を使ったりクレヨンで絵を描いたりなどの手作業。
絵本の読み聞かせ。など

といった流れです。

この適応訓練の先生がけっこう厳しい。はっきりいって容赦しません。

「叱らない子育て」とか世間では言いますが、メリハリをつけたしつけ方が大事なのだと教えられました。

みにぐりはココに参加して半年ぐらいは、リズム遊びも親子体操も参加しようとせず、ぐずぐず言った状態で過ごしていました。

先生は

療育の先生
療育の先生

邪魔にならないところにころがしてほっときなさい

かまおうとせず放置して私だけでもリズム遊びと体操に参加するようにしていたら、8か月後(もうほとんど4歳前)ぐらいにはやっと一緒に参加するようになりました。

参加するようになったころと同じくして、やっと会話らしいことが話せるようになりました。

入園前にリハビリセンターの診察を受けました

幼稚園入園を控えた11月ごろに、幼稚園に相談に行きました。

言葉のことと排泄のことがメインでしたが、そこではとりあえず、県のリハビリセンターの診察を受けてくださいと言われました。 

これをきっかけに半年に1度のペースでリハビリセンターを受診することになったのです。

ただし、初回の診察では「集団生活に入ってからの様子を観察しないと何とも言えない」とのことで半年後に受診することになりました。

3回目の発達検査・療育をすすめられる

この時の結果では、言語に関する発達だけが著しく遅れているとのこと。

適応訓練終了後に児童デイサービスの一環で行われている療育を受けるほうがいいと言われ、入園と同時に療育を受けることになりました。(ただしキャンセル待ち扱いになったので1~2か月に一回ぐらいしか参加できませんでしたが)

幼稚園に入園してからの様子

入園前までにやっと会話らしい会話ができるようになりました。
また、大人が聴いても分からないこともなぜか、子ども同士では話が通じる様子。

なんとか様子を見ることとしました。

滑り出しはいい感じ。幼稚園でしなければならない身の回りのこともちゃんと自分でできていたし、担任の先生からもあまり心配することはないと言われ、ほっとしていました。

が…

入園2か月後ぐらいの6月ごろからなぜか、どもり(正式には吃音といいます)がでるように。
この辺は4回目の心理検査やリハビリセンターでの診察でも相談しましたが原因はわからず。

やがて吃音はおさまりましたが、そのうち友達との交流に偏りが。

これまでしょっちゅう外で友達と遊んでいたのに遊ばなくなりました。
なんやかんやいってもまだ上手く話せないことからどうやらナメられているようで、仲の良かった友達にキツイことを言われたりすることも頻繁になりました。

幼稚園に迎えに行った時も、園庭開放時ひとりで遊んでいることが多いです。

3学期に入り、担任の先生に様子を聞いたところ

・先生の説明を集中して聞けていない(聞く力が弱いということは療育でも指摘がありました)。

・制作の時も周りの友達がやっていることをみて真似しているだけ。

・幼稚園でもいつも仲のいい友達が他の友達と遊んでいる時はポツンと一人でいることも多い。

・他の友達に誘われても「遊ばない」と言うこともあるよう。

この話を受け、リハビリセンターでまた診察を受けました。

結果、感覚統合療法を受けることになりました。しばらくはリハビリセンターに通います。

2014年度(幼稚園年長児)のみにぐり

キャンセル待ちだった療育も1週間に1回行くことになりました。

リハビリセンターの感覚統合療法もあと9回行くことになります。

対人関係の支障がでてきてしまった理由のひとつに、言葉などの遅れによる、自信が持てないことというのがあるようです。

できるだけのことをしながら、なんとか小学校生活に入れるようにフォローしなければ、と思っています。

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