言い聞かせるのをやめてみた~叱る時間を減らして楽しい時間を増やそう

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いえ、この言い方は語弊がありますね^^;

「なるべく言い聞かせるのを止めてみた」って感じです。まだ実践しながら修行中なので(笑)

先日、図書館で見つけたこの本を参考にしてみました。

この本には、これまでのしつけ関係の本にはなかったような、衝撃的なことが書かれていました。はっきり言ってカルチャーショックです。

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子どもは「小さな大人」ではない

「話せばわかる」は間違いだというのです。ええ?

しかもこんなことまで。

「子どもは野生動物であり、親はトレーナー」

言い過ぎちゃうん?と思いましたが、この本に書かれてある方法のひとつをためしみやってみたところ、この言葉の意味が何となく分かったような気がします。

 

やめさせたいことを即やめさせる

だだをこねる、兄弟げんか、大声を出す、家族に対する暴言、すねる、人を挑発する、かんしゃくを起こすなどの、「即やめさせたいこと」については「カウント法」が効果的だと言います。

これは、あくまで冷静に、そのような行為があった時に「1回目」それでもやめなければ「2回目」・・・3回目まで行けば、とりあえずその場から退場させる、という方法。タイムアウトといいます。

タイムアウトの時間は年齢によって変化させます。うちの場合は、4歳みにぐりは2分、小2のぷちぐりは10分を目安にしています。タイムアウト後もしつこければ1分もしくは5分ずつ増やしていきます。

細かい方法を書きだすと本の内容をそっくり持ってこないといけなくなるので略しますが、この方法は欧米で最近よくおこなわれているしつけ方だそうです。

別の本でも言葉は違いましたが似た方法が紹介されていました。

ちなみにこの本↓「おしおきコーナーに連れて行く」と書かれていました。訳した人のセンスに乾杯(笑)

この本を読んで、我が家でも実践してみました。

タイムアウトしても、すぐに部屋に入ってくるので、本来あまりしてはいけないこととは思いますが、所定の時間、洗面所に入っていただきました。

特にみにぐりは2分間の洗面所カンヅメ状態がよっぽど嫌だったのか、カウントを開始するとしつこいだだこねをやめるようになりました。

ぷちぐりはまだ・・・効果のほどが現れるのにはまだちょっとかかりそうです。というか、この人の場合は「やらせたいこと」に対しての別の方法が必要なようです。

 

「やめさせたいこと」と「やらせたいこと」を明確に区別

本書によると、「カウント法」は簡単ですぐに始められる方法だそうです。

ただし、この方法は「やめさせたいこと」にしか効果を発揮しません。

「宿題をせずに遊びに行くことを止めさせたい」という場合は、言葉を変えてみてください。

「宿題をさせたい」なんですよね。なのでこういう場合は、「やらせたいこと」をさせる方法を実践することになります。

本書では7つの方法が書かれてありました。

1)ほめる

2)要求する(促す?)

3)キッチンタイマーに任せる(●分以内にやりなさい!)

4)お小遣いの減額

5)自然の成り行きに任せる(自分で頭を打つまで忍耐強く待つ・これがなかなかむずかしい!)

6)評価表方式(できたらシール、とか)

7)カウント法の応用(すぐにできる行動に対してのみ)

どれがいいかは、やらせたい行動の内容によって違うようですが、お子さんの様子を見ながらセレクトするのが一番じゃないかなと思います。

さて。ぷちぐりに公文の宿題をさせるにはどの方法がいいかしら。ふふふ。

 

ベースには子どもたちとのコミュニケーション

本書には、親の仕事は3つあると言っています。

うちふたつは、すでに書いた(1)やめさせたいことをやめさせる(2)やらせたいことをさせる、なんですって。

そしてもう一つが実は一番大事なんだということでした。

(3)親子の絆を強める

そのために何をすればいいのかは・・・もうおわかりですよね(^^)

 

子どもの人格を無視していないか

という声が聞こえてきそうです。

でも、本書にもありましたが

「話す→説得する→言い争う→怒鳴る→たたく」という悪循環に陥るよりは、カウントする理由をカンタンに話した後、極めて冷静にカウントし、粛々とタイムアウトを実行し、あとは水に流して普通に時間を過ごすようにするほうが、お互い精神衛生上いいんじゃないかと思います。

この方法を試すまでは私も怒鳴りつけることがしょっちゅうでした。でも、窓を開放する季節になるとそうそう怒鳴るわけにもいかず(爆)また、怒鳴るのも疲れます(爆)

言い聞かせることに時間を費やすよりは、嫌な時間は短くして、「こうすればこうなる」を子ども自身に体感して覚えてもらうのがいいのかもしれません。

その短くなった時間で、子どもと楽しいコミュニケーションをとればいいんです。きっと。

我が家もただ今実践中です。

ただし、2歳のまめにゃんにはまだむずかしそうです。この子には、みにぐりの療育サークルの先生に教えてもらった方法を実践中です。それについてはまた後日。

 

今回読んだ本

魔法の1・2・3方式 「言い聞かせる」をやめればしつけはうまくいく

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