この店には子どもの頃親や親戚と一緒に行ったきりだったので、大正建築をじっくりと観賞したい年頃になってからは、是非もう一度、この店に行きたいと思っていました。
今回は、夫と夫の友人さん、私の友人の4人で行きました。
なにわの大正コテコテ建築を楽しむ
建物の中は太鼓橋があったり、大きな門があったり、また中庭などなかなか目を楽しませてくれました。
天井にも美しい絵が。これは元遊郭であることからでしょうか。
(寝ころんだ時に絵を楽しめるよう)
お部屋も個室でけっこう騒いでも大丈夫だったので、一緒にいたみんなもけっこう気に入っていただいたみたいです。
ただ、かなり老朽化しているのが気になる…。なんとかこれ以上痛まない状態で保存していただきたいものです。
百番の思い出
さて、実は私は、この百番とは縁が深いのです。
というのは・・・
子どもの頃、この百番の目と鼻の先に住んでいました。
私の両親が、当時この近くにあった百番のチェーン店で居酒屋を経営していたのです。
ちなみに母は、百番を経営しているみつわやの社長(現在はもう亡くなられています)によく呼び出され、営業成績が悪いと怒られていたらしく、母にとって、百番の事務室はろくな思い出がないらしい。
この界隈を歩くと非常に懐かしい。。。
遊郭をどう説明?
そういえば、小学校の社会の時間(当時は「生活科」ではなく「社会」の時間があった)に先生に
「家の近くの地図を書きなさい」という宿題が出されたことがあります。
んで私は「ここ百番♪ここニュー世界♪(当時こういう名のソープランドが近所にあった)ここお好み焼き屋♪ここタバコ屋♪….」
そこでふと疑問。
学校の帰り道にたくさんある、おばちゃんや若いおねーちゃんがひざかけして座っているあの店はなんだろう….?
母に聞いてみた。
「なーなーおかあちゃーん。あのおねーちゃんたちがいるお店って何屋さんなの?」
母はひと言、
「旅館って書いときなさい」
そう言われた私が作成した地図は…
まるでここは観光地か?とでも言えそうな旅館ストリートが出来上がっていた。
担任の先生は多分、苦笑いをしていたことでしょう。
ああ、あの頃の私は無邪気だったんだなって思います。
百番に行く際の注意
ふるさと感覚でつい、撮影してしまったお店の建物の写真ですが・・・
実際はこの界隈ではあまりカメラを持ってウロウロしないほうがいいそうです(特にこの界隈のお店の女の子の写真撮影は厳禁なので)。
管理人プロフィール
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2005年9月生まれ高2男子・2009年1月生まれ中2男子・2011年1月生まれ小6女子の3児の母。まだまだ子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
Webライター+スーパーのパートで生きています。
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その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、古民家カフェ。
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コメント
いつか、その旅館?に
泊まってみたいものです。
(嘘爆)
Posted by グリーン(旦那) at 2005年01月10日 22:30
しばく(ー_ーメ)凸
Posted by にゃんこ at 2005年01月10日 22:35