秋篠宮紀子さまが悠仁さまをご出産された愛育病院編集のマタニティ食レシピ本です。
といっても今流行の「体脂肪計タニタの社員食堂レシピ」のように、実際に病院で出されている病院食のレシピではありません。
愛育病院の栄養スタッフが紹介する、妊婦さんオススメの献立レシピ集、と言った感じでしょうか。
愛育病院って?
<引用>
皇太子殿下(現在の天皇陛下)のご誕生を祝して1934年3月に創立された「恩寵財団母子愛育会」として出発し、1938年12月、医療施設としての愛育病院が開設されました。愛育病院は以後60年にわたり、産婦人科、小児科、母子保健科、新生児科を中心とした診療をしてきました。
(注:著書の発行は平成15年)
なるほど。だから紀子さまがここでご出産されたんですね。
おすすめポイント
まずは、レシピがどれもこれも、おいしそう~~~なんです。
「こんなおいしそうなの、食べてもいいんだ♪」とうれしくなりました。
そういえばこの感覚、「タニタ食堂のレシピ」の時にも思いました。
塩分やカロリーなど配慮は必要だけれど、基本、栄養バランスがきちんと取れていて、母子手帳に摂取制限について掲載されている食材や(キンメダイとかね)ジャンクフードでなければ何を食べてもいいようですね。
そして使用されている食材も、入手しやすいものばかり。これもありがたい。
また、妊娠中ってひと言で言っても、つわりで食欲がない時もあれば、貧血を指摘されたり、まさに体重を増やすとヤバい妊婦さんもいらっしゃいます。
このレシピ本は、妊娠中の栄養バランスに配慮したメニューだけでなく、体調別のレシピが掲載されているのがありがたいです。しかも写真もおいしそう♪
ただ・・・やっぱり栄養バランス重視のレシピ本にありがちで、使いづらいと思わされるのが、材料の表記がグラム表記なとこ。
レシピ本の前のほうには、「50gってこれぐらい」という写真が掲載されてはいますが、これはもう、実践の上で慣れるしかないですね。そのうち目で覚えるでしょう。
でも、きちんと作るならはかり・計量カップ・計量スプーンは必須。
マタニティ食といっても実際は、妊娠中に不足する栄養分に配慮した栄養バランス食。
産後にも使えると思いますし、生活習慣病で塩分制限されているご家族さんがいれば応用できると思います。
あ、そうそうこの本を手元に置くと・・・ちょっとだけ幸せ妊婦気分になれます。作る作らないは別として・・・(爆)あれ?
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