やっぱりさんにんめも帝王切開で出産することに。
出産する産院は長男次男の時もお世話になった産院さんなので、今回はちょっと無理をお願いしました。
産院入り~夕食(1月11日鏡開き)
産院入りしてから夕食の時間までの話。
産院到着
帝王切開予定日前日の14時すぎに産院に入院しました。
産院には夫、長男ぷちぐり、次男みにぐりが付添として一緒に。
このシチュエーション…正直恐ろしい。
私を残して産院を去る時に、みにぐりがぐずるのではないかと心配でしたが…
運よく(?)車中で寝てしまって産院では完全寝ぼけ状態。その隙に連れ帰ってもらいました。
ぷちぐりはみにぐりのお産の時に同じシチュエーションを経験しているので慣れたもん。
あっさり
バイバイ
それはそれでさみしい…。
術前検査や処置をいろいろ
行った検査は
- NST(赤ちゃんの心拍モニター)
- 心電図
- 抗生物質テスト
- てい毛の処置。
夕食
これらが終わるとあとは夕食を待つのみ♪
普通食を食べられるのは今回以降、しばらくおあずけになるのでしっかり食べなきゃ!とばかりに食べる。
これがこの日の夕食。
◇ご飯
◇ビーフストロガノフ+ブロッコリー・トマト
◇レンコンサラダ
◇コンソメスープ
◇りんご
牛焼肉?と思ったらビーフストロガノフでした。
普通食はとりあえず今日が最後。
お産本番の明日は一日絶食。その後はガスが出るまで絶食。ガスが出たら2日ほどお粥です。
みにぐりの時もそうでしたが、夕食後が実は一番ヒマ(笑)
家から持ってきた雑誌を読んだり、ケータイからブログ更新したり(笑)ツイッターでつぶやいたりしつつ時を過ごしましたが、みにぐりのお産の時に寝不足がたたり、手術がしんどかったという教訓もあったので、22時過ぎには眠りにつくことにしました。
明日の手術、頑張って耐えるぞ元気な赤ちゃんを産むぞ。
ちなみに…
今日入院している産婦さんたちは今日が鏡開きだったため、おやつに善哉がでたそうです。
いいな~~~~。
でも私も、厨房さんの心遣いで飲むヨーグルトをいただきました。感謝です
いよいよ帝王切開…手術前編
お産当日になりました。
1月12日の朝
前回のみにぐり出産のときは、妙に緊張してか夜ほとんど眠れなかったのですが、今回はなぜかぐっすり眠れました。
当日の起床は6時半。
当直の助産師さんが検温に来られる時間だったので目が覚めました。
その後浣腸。
3分我慢してからトイレに行ってくださいね
と言われたものの、我慢できず…たぶん2分ぐらいでかけこむ。
私普段便秘しないし、お通じは毎日あるので、浣腸にお世話になるなんてお産の時しかないので耐えられなかったのかも…
その後シャワーへ。
この時を逃すとあと約3日ほど、シャワーを浴びれないので、しっかり洗う。
でも…
この時期のシャワー室って寒いんですよね(涙)
ということで。
・・・と、こんな感じで乗り切りました。
部屋に戻ると、処置室に呼ばれ、そこでNSTの検査をしました。
それと同時に常時点滴を挿す。
この点滴は手術後ガスが出るまでつながっているとのこと。
やだなぁ。早めにガスを出そう。
NST検査の結果が何の変哲もない。
どうやらお腹の赤ちゃんねんね中のようで、助産師さんが私のお腹を思いっきり揺らして起こしました。すごいことするな。
この時から私はしばらく点滴と一心同体。点滴を引っ張りながら部屋に戻りました。
午前9時。もう水分が摂れません。なーーんもすることがないのでとりあえず寝る。
お昼になりました
おっと気づけばもう12時。
母が来てくれました。次いで夫とぷちぐりが来てくれました。
13時。私は歩いて手術室へ。ああいよいよ。
帝王切開~まめにゃん誕生
手術と出産のようすです。
術中BGMをお願いしました
これまでの帝王切開経験から、少しでも手術中の苦痛を和らげるために、スタッフの皆さんにお願いしていたことがあります。
それは…
術中に、私が普段聴きなれている曲をBGMとして流してもらうこと。
その編集CDを流してもらいました。が・・・その曲たちが・・・^^; ^^; ^^;
はっきりいって妙なラインナップです。
助産師さんたちに笑われてしまいました^^;しかも、
こんな曲流してOPEするのなんて初めて~~~♪
と言われました。
なんか…気が散ったら申し訳ないなと思う中、手術準備は進む。
酸素濃度を測定する機械を指先につけ、血圧計もセット、そして私の苦手なバルン(導尿)を入れる。
そして、麻酔を効きやすくする注射を打つ。
いよいよ手術が始まりそうな雰囲気になったので、今回立ち会う予定の夫がいるかどうか確認しようと目を開けると…私の左側に大柄な手術着を着た人が座っている。
夫よもうスタンバイしてくれているのか♪
と思ったらその大柄な人、私のお腹に消毒薬のようなものを塗り始めた。
一般人の夫がそんなことするわけがない。
どうやら人違いのようでした^^;その人は介助についていたDrでした。間違い間違い^^;
そのうち夫が入ってくる。
手術始まる
さていよいよ手術開始。
麻酔がちょっと効きにくそうな感じがしたものの、大きな痛みもなく手術は進む。
しんどいのと緊張と、お腹の揺れによる痛みとを感じつつも、そばにいる夫とくだらん話をしゃべりながらなんとかリラックス、リラックス。
やがてお腹が引っ張られる感触が。
これを感じ始めたら、赤ちゃんの誕生はもうすぐのはず。
そんなことを話したら、夫に
さすがベテラン
なんて言われました(笑)
まめにゃん生まれる
そして運命の13時35分――――
まめにゃんがお腹から出てきてくれました
ぐわっ ぐわっ ぐわっ
やたら元気な赤ちゃんでした。
まもなく生まれたばかりの赤ちゃんを私の顔のそばへ連れてきてくれました。
顔は…小さいお兄ちゃんのみにぐりにそっくり。女版みにぐり(笑)
・・・と、喜んでいるのもつかの間、これからがツライ。
お腹の縫合が待っている。
このツライ作業の間、再び夫とくっちゃべって気を紛らせようと思っていたら…
夫、いない。
赤ちゃんの体を洗ったり、産着を着せたりしてくれているところへ行ったまま、戻ってなかった。
なんと!肝心な時に夫、いない…
とりあえずBGMを聴きつつ一人耐える。
赤ちゃんが出た後、子宮を縫合し、その子宮をお腹に戻すのですが、過去のパターンではその時、吐き気をもよおすほど気持ち悪かったので、今回もそうだろうと思っていたら…
子宮がやけに大きいうえ、お腹を切開した傷が小さかったため、子宮がなかなかお腹に入らない!!!
仕方なく先生は力技でお腹に子宮を突っ込むことになり、これがメチャメチャ痛い!!!!
吐き気どころか
痛い、痛いーーーー!!!
と絶叫する羽目に。
その後お腹の縫合も無事済み、手術終了。
はぁぁぁぁぁぁ。
やっと終わった…と思ったら…。
すでに足先動いてる…?
麻酔切れかけてるやん。
ひょっとして今回、麻酔少なかったのかな?なんて思ってしまいました。
まぁでも、耐えられる痛み(?)だったのでいっか(^^)
そんなこんなで…赤ちゃんまめにゃんも私も無事に、手術終了しました(^^)
でも、みにぐり出産時のようなしんどさが少なかったのは、BGMと夫のおかげかもしれません。
手術の後~前回よりは多少マシ
帝王切開手術が無事終わり、部屋に戻りました。
元のベッドに載せてもらった後、両足にマッサージ器を装着。これは血栓予防のために一晩中、切らさないように足をマッサージしてほしいとのことでした。
部屋では、赤ちゃんを見せてもらった感想を夫・長男ぷちぐり・母から簡単に聞かせてもらったあと、3人は退場。みにぐりを出産した時に完全にぐったりしていた私のことを思って、今回もしんどいだろうと気遣ってくれたようでした。
が…今回はなぜか元気。
前回は手術の後ぐっすり寝かせてもらったのが、今回は寝れる気配なし。
夕方、助産師さんが写真を一枚、持ってきてくれました。
退院時におみやげとしていただける「産声メッセージ」に貼り付ける写真の試し撮りをしたそうで、「余分ができた写真を一枚プレゼントするわー」とのこと。
写真を見ると…みにぐりそっくり。
まさに女版みにぐり。
並べるとこんな感じ。どっちがどっちかわからん…。
寝れる気配なし…というよりもやや興奮気味になった脳を持て余し始めたので、友人たちに「産んだよメール」を送りまくる。
この行動に夢中になっているおかげで、隣のベッドからただよう夕食のにおいも気にならず(手術後のため絶食中…)。
19時半ごろ
麻酔がほぼ抜けてしまったようで、足がほぼ自由に動くように。
抜けるの、めっちゃはやっ!!
ぷちぐりの時は翌朝まで、みにぐりの時は夜中までは効いていたのに…。
だんだん麻酔の効きが悪くなっているのか?それとも今回は少なめだったの?
とにかく、足が動くようになると落ち着かないので寝床の中でずっとごそごそ。
血圧や傷の状態を診に来てくれる助産師さんに思わず、
もう足動くからマッサージ器はずしてもいい?
と聞いてみた。
でも、
血栓予防のために着けているからもう少しつけといて
とのこと。
ま、マッサージしていると気持ちいいからまぁいいか、と思って再びマッサージ開始、するも…これあんまり効かないなぁ。
あとで助産師さんがチェックしたらコンセントが抜けていた(笑)どうりで。。。
・・・って血栓予防は!???
まぁ私が無事だからいいか(^^;)
謎の肋骨下
相変わらずごろごろしていたら、右ろっ骨の下ぐらいのところに固いものがあたるのに気づく。
なんだこれ???
助産師さんに聞いてみたら、子宮だとのこと。
子宮が右寄りに入っているので、右側に固いものが当たるのだそうです。
ひえぇぇぇぇ。こんないびつな状態で大丈夫??
心配になって聞いてみたら、子宮収縮するうちに治ってくるとのことでした。
ああよかった。
そしてその通り、そのうち収縮して、お腹からふれなくなりました。
しかし…ろっ骨の下あたりに当たるぐらいって…
やっぱり私の子宮、かなり大きくなっていたのですね(^^;)
下の子を産むにつれ、だんだんときつくなると言われる後陣痛ですが、今回は意外と楽。
(これは手術介助に入ってくれた看護師さんも驚きでした。子宮が大きかったので、きっと後陣痛もキツイんじゃないかと心配してくれていたのです)
むしろ、傷のほうが痛いので、イターーーイ痛み止め注射を2回、打っていただきました。
ところが、このイターーーイ痛み止め注射、腸の動きが鈍くなるという副作用があるとのこと。
これからガスを出さないといけないのに、これはマズイ!
ということで、3回目の痛みどめからは座薬に切り替えてくださいました。
夜中の3時ごろ、座薬を入れてもらった後、就寝zzzzzzzz
さんにんめ出産の経過を振り返ると…
ぷちぐりの時は初めてだったので何が何だかわからず過ぎていった感じ。
みにぐりの時は麻酔が抜けるのがぷちぐりの時より早かった以外はかなりつらかった。
この差って、年齢を重ねて体力が落ちたせいだと思っていました。
でも、ぷちぐりの時より5歳もフケたわりに、今回は予想以上に体が楽でした。これってなぜ?
麻酔が少なかったので体の負担が減った?(麻酔がホントに少なかったのか謎ですが、以前、健診時に先生が「(みにぐりの時は)麻酔が多かったのかなぁ」とおっしゃっていたので、ひょっとしたら…と思ってます)
5年の間に医療が進歩して負担が少ないようなやり方になったのか?
もしかして3人目はご褒美だから楽だったのか?(そういう迷信があるらしい)
いろいろ思ったけれど、上の二人の時の大きな違いは…
「前日の睡眠」じゃないだろうか?
と思うようになりました。
お産の前、もしくはお産が近くなったら、いろいろ心配や不安があって、眠れないこともあるかもしれませんが、睡眠をしっかりとること。
実はこれ、大事なのかもしれません。
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