妊婦健診こんなことをします 【2】ときどき行なう検査

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妊娠中のスマートヒート着用 01.妊娠したらすること

妊娠中のスマートヒート着用

(画像は妊娠中のおなか・・・^^;)

妊娠の経過により、毎回ではないですが必要に応じて行なう検査には以下のものがあります。

 

触診・各種測定

子宮底長の測定

 妊娠5ヶ月頃より行われることが多いです。子宮の形を手で確認しながら、メジャーで恥骨の中央の上端から子宮底までの距離を測ります。

  目安:妊娠4ヶ月で約12cm、妊娠6ヶ月以降は妊娠月数×3+3cm

 多少の多い少ないは測定する人のメジャーの緩め加減などでも変わってくるので心配ありません。

・大きすぎる・・・脂肪が多くついている、さかごの場合などは大きめになることがあります。

あまりにも極端な場合は子宮筋腫が大きくなっている・胎児が大きい・羊水が多いなどが考えられます。

他の検査も含めて調べます。

・小さすぎる・・・胎児の発育が悪い・羊水が少ない・胎盤の働きが低下しているなどが考えられます。

いずれにしても超音波検査などで詳しく調べます。

腹囲の測定

言葉通り、お腹周りを測定します。

赤ちゃんが順調に大きくなっているか、ママの体重が急に増えていないか、羊水の量は適切かを調べます。

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血液検査

主な検査項目はこんなものです。

血液型(ABO式、RhD式)・・・緊急時の輸血などに備え、妊娠12週までに調べます。また、ママがRh(-)でパパがRh(+)の場合、血液型不適合を起こす恐れがありますのでより詳しい検査を行います。 

間接クームス・・・母体の血液の中に不規則抗体があるかどうかを調べます。この抗体があると胎児の赤血球を壊してしまうことがあります。

貧血検査・・・赤血球・白血球・ヘモグロビン(赤色素)・ヘマトクリット(赤血球容積率)・血小板を調べます。妊娠中2~3回は実施します。

血糖の検査・・・妊娠糖尿病をチェックするため、血糖値を調べます。(中期~後期)

血液生化学検査(肝・腎機能)・・・腎臓や肝臓の機能を調べます。問題がある場合は合併症妊娠のケアをしていきます。(初期~中期)

梅毒検査・・・赤ちゃんに感染し、流産や早産、先天性梅毒を引き起こす恐れがありますので、妊娠中に必ず受けることが義務付けられています。

HBS抗原検査・・・B型肝炎ウィルスの検査です。産道や胎内で赤ちゃんに感染することがあります。

HCV検査・・・C型肝炎の検査です。母子感染する可能性があります。

HIV検査・・・エイズウィルスに感染しているかどうかをみる検査。胎盤や産道、母乳を介して赤ちゃんに感染することがあります。

風疹抗体・・・風疹の免疫があるかどうか調べます。妊娠初期に風疹に感染すると流産したり赤ちゃんに影響が出ることがあります。

成人T細胞白血病ウイルス検査・・・母乳から赤ちゃんに感染することがあります。

トキソプラズマ抗体検査・・・ネコの糞や土いじり、生肉などから感染します。感染していると流産や早産、おなかの赤ちゃんに障害が出る可能性があります。

サイトメガロウィルス検査・・・妊娠中に初感染すると流産などの心配があるので検査します。
 

NST(ノンストレス検査)

お産のときに使う分娩監視装置を使用して行う別名「胎児心拍モニタリング」という検査です。

赤ちゃんの心拍とママの子宮収縮を調べながら、赤ちゃんがお産のときのストレスに耐えられる体力があるかどうかをチェックします。

また、お腹の張りや出血がお産の兆候かどうかもわかります。

臨月に入ると実施されるところがほとんどです。(にゃんこが通っていた産院では34週より開始しました)

お腹に端子を装着し、ベルトで固定、そのままの状態で約30~40分安静にして検査をします。

グラフは上が赤ちゃんの心拍、下がママの子宮収縮です。波が大きければ心拍・陣痛が強いことをあらわします。

ちなみにずっと上向きで寝ころんでいるとしんどくなるんで、私は検査中、姿勢を換えてもいいかどうか確認した上、横向きに寝ころんだりしました。

検査の間、けっこうヒマなので本を持っていくといいと思います。※ケータイ・スマホでメールはダメです。

 

その他

膣分泌液を採取して行う検査

・クラミジア検査・・・これに感染していると早期破水や早産の原因になります。また、赤ちゃんが感染すると結膜炎や肺炎になる可能性があります。

・GBS検査・・・B群溶血性連鎖球菌の検査です。出産時に赤ちゃんに感染すると敗血症や髄膜炎になる可能性があります。20%の妊婦が菌を持っているといわれています。(発症率は低いです)

 

骨盤レントゲン検査

ママの骨盤と赤ちゃんの頭の大きさが合うかどうかをレントゲンによって確認します。

その上で経膣分娩が可能か帝王切開にするかを検討します。

ちなみににゃんこの場合は、微妙に骨盤の一部が赤ちゃんの頭にひっかかりそうだったけど何とか通るかも、という判断で経膣分娩を試みて陣痛促進剤を入れましたが、赤ちゃんの心音が急に下がりだしたので陣痛促進剤を中止、帝王切開になりました。

  ※赤ちゃんにレントゲンと当てても大丈夫か?:赤ちゃんの身体はほとんど完成してからの検査である上、使用する放射線量も微量なので心配ないそうです。

 

 

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