健康な赤ちゃんを産むには、ママの妊娠初期の過ごし方がとても重要になってきます。
それは、妊娠初期(だいたい4週~12週ぐらい)は胎児の細胞分裂がさかんな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと胎児に二分脊髄などの神経障害が起こりやすくなるといわれています。
このようなリスクを少なくするためには、妊娠前から妊娠12週までに充分に葉酸を摂取する必要があります。
厚生労働省は1日400ugの摂取をすすめています。
葉酸とは
葉酸はビタミンB群に属しており、細胞分裂に必要な栄養素です。
主な働き
・細胞の生成を助ける
・赤血球の合成→貧血の予防を助ける(ビタミンB12とともに働く)
・動脈硬化の原因となる物質の発生を抑える
・たんぱく質を作る
・皮膚の粘膜や口内粘膜の強化
などがあります。
多く含む食品
いちご・オレンジなどの果物、かぼちゃ・ほうれんそうなどの緑黄色野菜、チンゲン菜、カリフラワー、ブロッコリー、アボカド、アスパラガス、卵黄、レバー、大豆、そらまめ、納豆 など。
わりと身近な食品に含まれています。ちなみに、葉酸は最初、ほうれん草から見つかったそうです。
というような栄養素なのですが、この「葉酸」は妊婦さんやこれから子どもがほしいと思っている人にとっては非常に大事な栄養素なのです。
妊娠したい女性に葉酸が必要なわけ
葉酸は、脳の発育のために必要な栄養素であり、妊婦にとっては胎児の二分脊髄などの神経障害のリスクを抑えるほか、流産や妊娠中毒症の予防にも効果が期待されます。
確かに、動脈硬化の原因物質の発生を抑える効果というのは、もろ、妊娠中毒症を予防する効果そのものと言っていいでしょう。
妊娠初期(だいたい4週~12週ぐらい)は胎児の細胞分裂がさかんな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害が起こりやすくなるのだとか。
でも、妊娠したかどうかわかるのなんて普通、5週過ぎてからですよね。
ということは、妊娠前から飲んでおくほうが、より効果が期待できるということなのでは?と思い、私は2人目が欲しいと思い始めてからぼちぼち飲んでいました。
食事よりサプリのほうがいいかも
厚生労働省は1日につき400ugの摂取をすすめていますが、葉酸を一日400ugを食事から摂取するのは難しいといわれています。
もともと食品から摂取するのが難しい上、熱に破壊されやすく、調理の過程で半分以上を失ってしまうとも言われています。さらに食物から摂取する葉酸は吸収されにくいため、食事だけで必要量を補うのは困難になるのです。
本来、必要な栄養は食事から摂るのが最もよいとされていますが、妊娠初期の葉酸摂取だけはサプリメントによる補充が推奨されている、らしいです。
実際、毎日毎日食事作りのたびに葉酸のことばっかり考えるわけにもいかないし、必要な栄養は他にもたくさんあるし・・・・ね^^; ここは割り切ってサプリに頼るのもひとつの方法だと思います。
葉酸サプリメントいろいろ
葉酸とほかの成分が一緒に摂れるサプリ
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