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お盆行事についてのまとめ【盂蘭盆会・季節の豆知識】

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そろそろ帰省の方が戻ってこられたり、普段込まないような山の方の道路が混んできたり、平日朝の道が妙にすいていたり・・・といった現象が起こり始めていますね。

8月13日からはお盆です。
盆棚

今年は8月11日に山の日の祝日、12日は土曜日ということからもう11日からお休みという方もいらっしゃるのでは?

今回はお盆にまつわる豆知識について書いていきます。

(この記事は別ブログ「子どもと楽しく暮らしの歳時記」(閉鎖)に掲載していたお盆関連記事をまとめてリライトしました)

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お盆って何?

正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。普段私たちは「お盆」「盆供養」というのがなじみだと思います。

いつからお盆?

お盆はいつからいつまでかというと、8月13日~16日が旧暦の盆にあたります。

関東地方では7月がお盆ですが、最近は帰省の時期に合わせてお盆をされるところも増えているので、8月お盆のところも増えているそうですね。

企業の夏休みもこの時期にあることも多く、実家に帰省される方も多いかと思われます。

私は社会人になってから結婚後パートに出るまで、お盆休みがある職場に努めたことがなかったので、お盆がいつからということを知りませんでした。勤め先の多くは病院だったし、パートはスーパー。

なんとなく8月にあるんだとは知っていたのですが・・・。

出勤時に車が減ったと思ったらお盆だった、という感じでした。

お盆ってどんな意味があるの?

迎え火をたいて、先祖の霊をお迎えしてともに過ごし、また送り火で霊の世界へ送るのが盆供養といわれています。

もともとは、お釈迦様の弟子の亡き母が、冥土で餓鬼道というところに落ち、逆さづりで苦しんでいるのを知り、それを助けるため、お釈迦様が7月15日に供養をしたのが始まりといわれています。

日本における盆行事はもともとの意味である、地獄の苦しみをうけている人々をこの世から供養することの功徳によって、その苦しみを救うための行事と言う意味と、昔からの今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であると感謝する心とがあわさった意味を持っています。

簡単に言えば、お盆(盂蘭盆会)は、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるように、家族や親族一同で御先祖様を供養し、亡くなられた人をしのび、思い出話を語り合う—そんな行事なのですね。

普段忙しいと、御先祖様のことを忘れがちです。特に赤ちゃんが生まれたり、小さいお子さんがいるならなおさら、亡くなられたひいおじいちゃんやひいおばあちゃん、おじいさんやおばあさんに孫の成長を報告するときっと喜んでくれるのではないか・・・なんて思います。

そして、ある程度話の理解できる年齢の子どもがいるなら、お盆は「ご先祖さまあっての自分」を感じてもらういいチャンスではないかと思います。

お盆のスケジュール(関西)

関東では7月中旬、関西では8月13日から16日の4日間をいいます。

最近は企業の夏休みの関係もあり、ほぼ全国的にも8月にお盆行事をするところが増えているということは上にも書きました。

お盆行事のスケジュールは地方により様々ですが、13日に迎え火をたいてお迎えをし、16日に送り火でお送りするというのがスタンダードなパターンのようですね。

(1)お盆を迎える準備(8/1~/12)

・お坊さんに依頼。

・お墓の掃除

・盆棚や仏具、ローソク、お線香の準備。

(2)お盆の入り(8/13)

・お位牌を仏壇から盆棚に移す。

・仏具・御霊膳・花・ナスとキュウリの牛と馬などを供える。
↓こういうの。
きゅうりとなすの牛と馬

・お迎え提灯・お供え物・花・線香・ローソクなどを準備。

・家族そろってお墓参りにゆく。
「迎えは早く、送りは遅く」

・お墓で線香をつけ、その火を提灯に移して持ち帰る。→この火が精霊だとも言われている。その火を盆棚の灯明に移す(最近は火の始末などの心配もあり、電気式の盆提灯を使用するなどして形式的に済まされることが多い)

・夕方になり、戸外が暗くなれば家の門口や玄関で「迎え火」をたきます。 精霊が迎え火を目印に帰ってくると言われるためで、盆提灯の電気をつけるだけのところも多いです。

ちなみに私の母の実家では、無縁仏用の盆棚を縁側に作っていました。
(撮影しようと思ったら母に「とりつかれるからやめなさい」と言われ、撮影できず・・・)

(3)盆中日(8/14~/15)

・お盆中は、灯明を絶やさず  三度の食事は家族と同じものを供えます。 (地域により供え物は様々ですが主に精進料理。)

・お迎え提灯・お供え物・花・線香・ローソクなどを準備。

・僧侶を迎えて、読経をしていただく。

・親戚一同が揃うので、会食をされるところが多い。先日も仕出し料理屋さんの車が忙しく走ってました。

(4)お盆の明け(8/16)

・御霊は午前中まで我が家に居るので、 お供え物をする。

・戸外が暗くなったら、家の門口や玄関で「送り火」をたく。

「来年もお会いしましょう」

という気持ちを込めて送ります。

「迎えは早く、送りは遅く」→送り火は迎え火よりも大きくします。

新盆って?

亡くなってから1年~3年の仏様を「新精霊(あらじょうりょう)」といいます。

新精霊をはじめて迎えるお盆が新盆です。その年は、普通のお盆を迎えるより早めに準備します。(8月に入ったらすぐ~7日ぐらいまでに)。

新精霊はこの世にまだ未練があるため、穏やかになれずにいると考えられているため、ていねいにお迎えします。

まつりかたも、通常のお盆と微妙に違います。

盆ちょうちんも、白い無地のちょうちんを飾るのがしきたりとなっています。

ちなみに、上の画像は2009年に私の母の実家で行われた祖母の新盆の盆棚です。

初盆に招かれた方は花や、故人の好きだったお菓子などの供え物を送ります。

日比谷花壇_フラワーギフトショップ_お盆・新盆のお供え花特集

迎え火・送り火

上述のお盆のスケジュールに登場した迎え火、送り火についてもうちょっと説明します。

迎え火

十三日の夕刻に、仏壇や精霊棚(しょうりょうだな)の前に盆提灯(ぼんちょうちん)や盆灯籠(ぼんとうろう)を灯し、庭先や門口で迎え火として麻幹(おがら)を焚きます(地方によっては松の根やヒノキの皮を入れて焚くところもあるそうです)。

それが「迎え火」です。

盆提灯をお墓で灯し、そこでつけた明かりを持って精霊を自宅まで導くという風習もあり、これを「迎え盆」ともいいます。

送り火

十四日、十五日は、精霊は家にとどまり、十六日の夜、家を去り、帰ってゆきます。

この時には、迎え火と同じところに、今度は送り火をたき、帰り道を照らして、霊を送り出します。

これを、「送り火」といいます。

「送り火」は迎え火よりも大きな火にするといわれています。

送り火を見ながら帰っていくご先祖様が、振り向いたときに火が消えているとさびしい思いをするから、という心遣いによりできたならわしです。

「送り火」は町や村全体で焚くところもあり、京都の五山送り火は昔からある、大掛かりな送り火です。

五山送り火・京都

8月16日は京都で五山送り火が見れます。

私も学生時代、よく見に行ったものでした。

大学の近くの公園のてっぺん(山の上の公園)から、何の字がよく見えるのかは忘れましたが、きれいに見えるスポットがあったのです。

これはお盆の行事で、ご先祖様をお送りする「送り火」を大々的に行なったものです。

室町時代頃から始められたと言われています。

まず、最初に点火されるのが大文字。一画が80m、二画が160m、三画が120mあります。

そして大文字はもうひとつあり、そちらは左に見えるので左大文字と呼ばれています。

そして「妙法」それぞれを二つの山にかたどられますが、これらは一対と数えられます。

あと、もじではないものがふたつかたどられます。
「鳥居の記号」と「舟形」。

鳥居は愛宕山への参道にある鳥居が由来とされています。そして船形は別名「精霊船」と呼ばれ、船首は西方浄土にむいているといわれています。

ひょっとしてご先祖様はこれに乗ってあちらの世界に帰って行くのかな。→根拠不明。想像です。

さて、送り火にはさまざまなご利益があるそうです。

送り火の灯火を杯に移してお酒を飲むと病気にかからないと言われています。

また、燃え残りの消し炭は魔よけのお守りになるとされています。

お盆のお供えや料理など

盆棚には真菰(まこも)で編んだござを敷き、笹竹を四隅に見立てて縄を張り、縄にほおずきなどを吊ります。そこに季節の野菜(主に夏野菜)やほおずき、白玉だんごを供えます。

なすとキュウリ

なぜ、お盆には動物の形をした野菜を飾るのでしょうか?

夏の野菜であるなすとキュウリを使って、なすで牛、キュウリで馬を作っているのです。

御先祖様は、来るときは馬に乗って早く、帰りは牛でゆっくりと、という意味があります。

ちなみに私は子どもの頃、これを作るのが好きでした。

精進料理

お盆中には盆棚に精進料理を供え、家族も同じものを食べるというのが本来のならわしです。

が・・・子どもたちがいるとなかなかそうはいかないかも・・・ですね^^;

最近は、普段の料理から肉や魚などの生き物のメニューを抜いて盆棚に供えるという家庭も多いようです。

お供えマナー

お盆に帰省できない等で、お供えを送ることもあるでしょう。かんたんなマナーについて書きます。

のしは?

黄のし

黄白ののしです。表書きは「御供」。

いつ送る?

お供えを届ける場合は、お盆前日が適切です。

どんなもの?

お盆に集まる方の人数をあらかじめ聞いておき、その人数で分けられるものにします。

おかきの詰め合わせや菓子折りなどをされる方もいますが、そうめんやラーメンなどの乾物やジュース・ビールなどの缶、スナック菓子や袋のおかきを人数分箱詰めにしてお供えにされる方も多いようです。

また、どうせお供え分けしたらもらえるので自分たちが欲しいものをセレクトされる方もおられます(私だ^^;)

お供え花の場合はなにを飾る?

主に桔梗や女郎花(おみなえし)、ホオズキ、萩の花を玄関先に飾ります。

お供え花にはこんなのも。

【日比谷花壇】【お供え用】プリザーブドアレンジメント「花かすみ」

帰省できない方は、こんなお盆はいかがですか?

お盆に夏休みという企業も多い中、必ずしもお盆に休みとは限らないということもありますよね(特に自治体・市町村関係や医療・福祉系、サービス業の方々)。

お盆に実家に帰れないなら、部屋の中に盆棚に見立てたコーナーをつくってみてはいかがでしょうか?

キキョウ、萩、ホオズキなどお盆につきものの花や先祖の霊が乗るといわれる、キュウリやナスビで作った馬や牛を飾って。

これに毎日お水とお食事を供えて遠く離れたご先祖様の霊に手を合わせてみて。お線香も必ずたきましょう。

盆踊り

お盆の時期の楽しみの一つとして、地域の盆踊り大会や夏祭りがあります。

盆踊りって?

盆踊りについては諸説イロイロあるそうです。

お盆にもどってきた精霊を慰め餓鬼や無縁仏を送るための踊りという説。

お盆の供養のおかげで成仏することのできた亡者たちが歓喜する姿を表現したものという説。

お盆にもどってきた精霊たちを踊りに巻き込みながら送り出すためのものという説。

悪霊や亡者たちを踊りながら追い出す説など・・・といろいろです。

いずれにしても、祖先たちの精霊のために踊るものであることにはかわりがないようです。

また、私たち生きている者にとっても盆踊りは楽しみでもあります。

地元の盆踊り大会にも積極的に参加したいところです。

屋台もあるし、子どもがいるおうちにとっては非常に楽しみな行事です。

全国的に有名な盆踊りには岐阜県の郡上踊りや徳島県の阿波踊りがあります。

お盆の内容をひとつの記事に突っ込むとかなりてんこ盛りになりました。

ここでは本来の意味であるお盆について過去、作っていたブログの記事を書くときに調べたことを自分の体験も盛り込みながらまとめました。

とはいえ、お盆だからといって年末年始のように一斉にお休みになるわけでもなく、地域によってはお盆の時期も違ったりするので、この時期の過ごし方は人それぞれ、家庭によってもそれぞれですよね。

いよいよ明日からお盆です。

みなさんもそれぞれのお盆をお過ごしください。

投稿者プロフィール

にゃんこ
2005年9月生まれ小6男子・2009年1月生まれ小3男子・2011年1月生まれ小1女子の3児の母。子育て真っ最中なので教育や子育てに関する話題に関心があります。特に発達障害児の育児への関心が高いです。
長男出産前は大学病院のMSW(産科・小児科担当)をしていました。
その他興味関心は世界史と幕末を中心に歴史、ドラマ、映画、J-POPなどエンタメ系、季節の行事、キッチンネタ。

◆さらに詳しいプロフィールと家族については「管理人プロフィール」「家族について」に。

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