【絵本レビュー】工藤ノリコさんの「ペンギンきょうだい」シリーズ

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最近、子どもたちがドハマリしているシリーズ絵本がこれです。
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ペンギンきょうだい ふねのたび

ペンギンのおねえちゃんとペンちゃん、ギンちゃんの3人だけで船に乗っておじちゃんの家に行くまでのお話が描かれた絵本です。

ハワイアンな雰囲気が素敵な絵本です。

この絵本はれっしゃ、ふね、そらのたびとシリーズ化されていて、今回予約待ちでやっと3冊目を手に取ることができました。

注:2017年現在、「ペンギンきょうだい バスのたび」も発売されています。この巻で無事、きょうだいたちはおうちに帰るようです。

 

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セットで楽しみたいこどもだけの旅のお話

図書館で最初見つけたのはペンギンきょうだい れっしゃのたび

乗り物の絵本ばかりが集められているコーナーから、みにぐりが持ってきました。

電車がメインと言うより、旅がメインの絵本でしたが、きょうだい3人ともすっかりこの絵本がお気に入りに。

こんなお話です

ペンギンきょうだい れっしゃのたび

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このシリーズの1作目で、海辺にあるおじいちゃんの家に旅立ちます。

パターンとしてはお見送りされるところで、おねえちゃんが行先へ渡すおみやげを託されます。

乗ります。

途中でお食事。列車では車内で駅弁。

ここでひとつトラブル発生!列車ではペンちゃんが切符をなくして大騒ぎ。

親切なほかの乗客のおじちゃんが拾ってくれました。

ホームを出ると、おじいちゃんがお迎えに来てくれています。

犬ぞりでおじいちゃんちに行き、

到着してゆっくり遊んでいるところまでが描かれています。

2作目のふねのたび、3作目のそらのたびも同じような流れです。

登場する小道具が違ったり、エピソードが違ったりと言う感じです。

 

ここまで書いちゃってもいいのか?ってな感じでストーリーをばらしちゃいましたが、この本の魅力はもっとほかのところにあるんです!

 

お食事シーンがすごくおいしそうなこと!

列車ではきょうだいそれぞれ違う駅弁を食べていました。オムライス弁当なんてめっちゃおいしそう。

船の旅ではちいさな島に途中下船。船長さんがハンバーガーとフレッシュなフルーツジュースをふるまってくれます。

空の旅ではもちろん機内食♪目玉焼きのせハンバーグがすごくおいしそうでした♪

また、ラストのおじいちゃんの家、おじちゃんの家でいただいているスイカやりんご、ケーキも思わず食べたくなりそうです。

 

絵を追うとサイドストーリーが見えてくる

ペンギンきょうだいだけではなく、他の乗客のアザラシやクマさんの動きを追ってみるとまた別のストーリーが見えてきます。

また、「あそこで預けた荷物は今どこに?」と言いながら荷物を探したり、「あのおみやげは誰が買ったのか」なんて言いながら子どもたちと行方を追ってみたらまた楽しいです。

 

この絵本は3冊(4冊)セットで楽しむのがオススメ。なぜなら・・・・

列車で海辺のおじいちゃんの家に行った後、おじいちゃんちの近くの港からおじちゃんの家にふねで出発します。おおきな島にあるおじちゃんちから、おおきなしま空港へ行き、飛行機に乗ってもりのなか空港の近くのおじいちゃんの家に行く・・・・という感じに連作になっているのです。

乗客も同じ人が登場したりするので、絵本を横断しながら、同じ人を探したりするのも楽しいです。

 

読むたび新しい発見がある絵本。今度はまとめてみんなで読みたいな~と思っているところ★

 

今回紹介した絵本たち

ペンギンきょうだい れっしゃのたび

工藤 ノリコ ブロンズ新社 2007-05
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ペンギンきょうだい ふねのたび

工藤 ノリコ ブロンズ新社 2011-06
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ペンギンきょうだい そらのたび

工藤 ノリコ ブロンズ新社 2012-10
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