妊娠中は、妊娠を順調に進めるためのエストロゲンとプロゲステロンが分泌され、胃腸の動きが鈍るのと、子宮が大きくなって腸を圧迫することから便秘になりやすくなります。
便秘対策~食事編
1)水分をしっかり摂る。目標は1日1リットル
朝起きてすぐ冷たい水か牛乳(豆乳のほうがいいかも?)を飲むのもOK。水分が少ないと便に水分が少なくなり、固くなって排出しづらくなるうえ、いきみすぎて「ぢ」になることも。
2)ヤクルトやカルピスウォーターなどの乳酸菌飲料を飲む
ただし、飲みすぎると糖分の摂りすぎになるので注意。
私は最初の妊娠の時、これでやりすごしました。普段下痢傾向で、毎日うんちが出ていた人間だったので、通常の便秘対策をとると出過ぎそうで怖かった・・・
3)食物繊維の多い食品をたくさん摂る
根菜類のほか、りんご、きのこ、海藻類などが代表的。 あと、ごはんを玄米や五穀米に替えるのも方法です。
4)バナナやキウイ、りんご&ヨーグルトが効きやすいかも?
産院の朝食によく出ていましたが、お通じのよくなるフルーツとヨーグルトの組み合わせはお通じをよくするのにいいようです。
便秘対策~生活習慣編
1)トイレタイムを必ず確保:決まった時間にトイレに行って排便の習慣を
とりあえずきばってみるとそれなりに出たりするもんです。
2)軽い運動をする
便を排出させるなら、腸がそれなりに運動していないと出ないので、軽い運動をして、腸の動きを刺激してあげると出やすくなるそうです。
まめにゃん妊娠時(2010年)に読んだ先輩体験談には「朝食後にウォーキングが効いた」とおっしゃっている方がいました。体重管理にもなるし、規則正しい生活にもなるし、便秘対策にもなるなら一石三鳥かもですよん♪
便秘に効果があるツボ
1)大腸愈
便意をもよおすといわれているツボ。
場所は、背中の下のほうで背骨から外へ指2本半ぐらいのところで、高さは骨盤の一番高いところ
2)支溝(しこう)
場所は、手の甲側で、手首からひじに向かって指4本分の中央。
便秘に効果があるかも?
ヨーグルトをプラスしても。
・プルーンエキス 30日分(パウチ入)
プルーンは食物繊維が豊富なので効果があると思われます。
森下仁丹のロングセラー『ビフィーナ』は、森下仁丹独自の耐酸性微小カプセルに包まれて生きたままビフィズス菌が腸まで届きます。
また天然保湿因子成分によく似た働きのビフィズス菌発酵エキス配合の基礎化粧品『BIFINA』は潤いが自慢!森下仁丹の『ビフィズス菌』をぜひお試しください。
頑固な便秘なら主治医に相談を
生活習慣の改善や食生活の見直し程度ではビクともしないような頑固な便秘の場合は、産院の先生に相談して、妊娠中でもOKの薬を処方してもらいます。
妊娠中だと「酸化マグネシウム」や「ラキソベロン」を処方されることが多いと思います。
「便秘ぐらいで」と思わないほうがいいです。ほうっておくと痔になることもあります。そうなるとつらいそうです(一人目出産時、入院していた産婦さんがひどい痔に悩んでおられました)。
また、「便秘ぐらい」と思って自己判断で薬を飲むのもやめたほうがいいです。
素人判断で勝手に薬を飲んだりすると「効きすぎて下痢」など悲惨な状況になることもあります。
貧血と診断され、鉄剤を飲んでいる人は便秘になりやすいです。この場合も、勝手に鉄剤の服用をやめないようにして、調子がよくなってきたら医師にその旨伝えて薬を継続するかどうか相談してみてください。
にゃんこの妊娠中の便秘、こんなんでした
妊娠中の便秘体験です。
便秘に悩まされたのは、ひとり目の時。 私自身は女子には少ない、下痢体質な上、毎日きっちりもしくは2回うんちがでる体質です。
みなさんの参考になるかどうかはわかりませんが、こんな状況だったということを書き留めておきますね。
ぷちぐり妊娠中(2005年)
人生初の便秘に戸惑っておりました^^;
どっちかというと普段の私は下痢気味。
こんな私が便秘対策に牛乳なぞ飲んでしまったら、逆に効きすぎてピーなんてことになりかねないので、リンゴとヤクルトでしのぎました。
(注:どちらも糖分の多いものなので、正直あまりお勧めできません。まずは医師に相談にしてください。体質や妊娠中の症状によって効果がなかったり、別の困った症状が出る恐れがあります)
みにぐり妊娠中(2008年)
嬉しいことに、この時の妊娠では便秘経験ナシでした。
まめにゃん妊娠中(2010年)
今回もほとんど便秘の悩みナシ!・・・でしたが多少、うんちの出にくさがあったので、なるべく水分を摂りました。
産後はきっと快方に向かう・・・はず
便秘になるとただでさえ重いお腹が重くなるし、食欲も落ちてきますよね。
つらいですけど、赤ちゃんが産まれたらよくなります。産まれるまでなんとか乗り切りましょう(^^)
産院にもよりますが、お産前にグリセリン浣腸で出すもんだします。そのあとうんちがお腹にたまっても産後。産院の食事は便秘にすごく配慮してくれているので、産院で過ごしている間に軽減されてくることだと思います。
産後もうんち関係でつらい思いをすることになるとすれば、「ぢ」になった場合。なのでせめて妊娠中に「ぢ」をつくらないようにしておけば、つらいのはお産までと思えます。それまでなんとかがんばって!
あとは・・・お産中に「ぢ」ができないことをお祈りします。
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